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相互共育となった新入社員研修

この1週間はきれいな富士山を拝める機会が多かった気がします。台風の影響もさほどなかったです。日中は日差しがまだまだ強いですが、湿気がだいぶ落ち着いてきて、過ごしやすくなってきましたね。

さて、noteの記事で今週多く読まれたものです。

第3位 セルフイメージを高めるための言葉

第2位 将来の人材採用や育成の方向性をきっかけになるのが研修

第1位 必要とされる人材は多様である

特に1位と2位の記事のアクセス数が突出していました。人材にかかわるテーマで書くのがやはり私にとっては楽しいので、必然とビュー数は増えるようです。

ちょうどこの第2位の記事を書いた日が、2021年度新入社員対象の研修の最後の講座の日でした。新しく社会に出た社員たちが、入社時から職場内教育(OJT)と集合研修で成長し、活躍する姿をずっと近いところで見れたのがとても良かったです。

最後の研修になった日には、一人一人に「行動宣言」をしてもらいました。「機械の使い方をいち早く覚えたい」「一人で仕事を任せられるようになりたい」「報連相欠かさずに行う」「顧問先に信頼してもらえるようにする」など、ますます成長をしたいという気持ちが言葉になって出てきているのが印象的でした。

彼らに伝えたのは、「とにかくまずは行動しよう」ということです。研修の場で「○○をやります」と宣言しても、宣言だけでやらないのでは結局は無駄に終わってしまいます。決意しただけではだめで、それは行動しないのだから嘘を言っている事になってしまいます。ちゃんと一歩目に何をするのか、わかるような行動をする重要さを伝えました。

さてさて、それは一体どのような事なのでしょうか?一人一人、自分に問いかけてもらって、次の一手を是非打ってもらいたいです。

そして、私自身も、新入社員研修を通して非常に成長できました。ZOOMと対面のハイブリッドクラスに半年間関わりました。特に社会人としての基礎科目と、まとめの実践科目の両方の場面でかかわったため、入社当初から半年間の成長の足跡を確認できたのが良かったです。それは私にとって成長を確認できる証でもあるのです。

新入社員たちは、どのようにすれば学習効果を最大化できるのか?どのようにすれば飽きずに学べるのか?いろいろと考えて取り組んでもらった結果が、この春から秋にかけての製造業にかかわる社員の方々の成長として現れたのだと思います。

振り返りのシートを彼らに最後に書いてもらいましたが、その中で、「講師が言ったことを実際に仕事の場面でやってみたらうまくいった」という話が出ていました。講師としては嬉しい言葉ですし、自信になります。

一方で、私もまだまだ新入社員の方々に伝えられることはあるし、もっと自分らしさを前面に出して伝えなければなかなか伝わらない、という感覚ももてました。さらに成長して、次の新入社員の方々に対して伝えるチャンスがあれば、どんどん取り組んでいければと思います。

まさに相互共育を実践出来た新入社員研修でした。

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