ブログ

傾聴の第一歩は「うなずきとあいづち」

連続の研修の仕事のため、鳥取県にうかがっております。明日、ズワイガニの初セリが境港で行われるそうで、「あーなんか旬のものを食べたい」と思い、大好きなスイーツをさしおいて買ってしまいました。

カニ寿司です。たくさんのカニがちりばめられていて、下にある寿司飯の味わいがまた絶妙です。いやーうまい!グラグラ揺れる特急に身を委ねながら、寿司を食べるひとときは幸せですね。

さて、今週の研修の中では、私がよく取り扱うコミュニケーション分野の中でも傾聴の話をしております。傾聴のスキルは突き詰めていくと奥が深いのです。単に聴けばいい、という単純なものではありません。傾聴をすることによって、自分を守るだけでなく、相手の話を聴いていることの証を明確にする効果もあります。うなずき、あいづち、言葉の返しなど、話を聴くうえでは基本中の基本なのです。ただ、これがなぜかできない人たちが多いんです。うなずけばいい、あいづちを打っていればいい、というものではありません。うなずきとあいづちを効果的に用いることによって、相手が話を聴いてもらっているという実感を持てるようになるのです。

そうなりますと安心感が出てきます。安心するのでどんどん話をしたいと思う。それが相手との関係をより良くしていくのです。お互いのことを理解し合っていくので、徐々に深い悩みを聴くような関係になることもあります。

基本はうなずきとあいづち。これらをどれだけ丁寧にやるか、にかかっています。特にあいづちに関しては、同じ言葉であいづちをし続けると、バカにされているのではないかと、相手によっては感じることがあります。過去に、お金の支払いの督促の仕事をしていたときに、よく同じあいづちをされました。「はい、はい、はい、はい、はい、はぁい、はぁーい、どうもー」って電話を切られてしまったのです。結局支払いはされませんでした。これはまったく話を聴いていない人のあいづちです。なんだか相手をバカにしているようにも聞こえます。同じあいづちを言い続けないこと、一定パターンであるほど人をバカにしたようなものになります。

また、あいづちをするときには、表情にも注意する事です。特殊な状況があれば別ですがやっぱり笑顔が大切です。思いきりニコニコであれば気持ちがいいでしょう。あるいは、口角を上げてニコニコ。歯磨きのポーズで笑顔をするのもおすすめです。目じりが下がってきてとても優しい顔になりますよ。

他にも必要なことはあるのですが、まずは、うなずきとあいづちを徹底することです。そして笑顔でうなずきとあいづち。笑顔のある職場になれば、自然と傾聴が浸透していくでしょう。笑顔づくりのためには、そういう仕掛けも時には必要です。

そうそう、笑顔といえば、笑顔になるような場をどうやってつくるか?そのヒントになりそうなワークショップを、富士市のモクリエギャラリーさんでやりますよ!こちらもよかったらおこしくださいね!!

うなずきとあいづちはそんなに難しいものではないと思います。是非明日からちょっとずつ意識してやってみてくださいね~

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。