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アイスブレイクワークの意味とは?~まちの会議のやり方を学ぶ実践ゼミ第3回より~

まちの会議のやり方を学ぶ実践ゼミ第3回(第1期)」が本日開催されました。敬老の日でもある今日は、とてもいい天気。富士市内でいろんなイベントが行われていましたが、そんなイベント盛りの日曜日を暖かく迎えてくれるような日でした。ちと暑かったですが(笑)。

さて、今日のタイトルは、「つまらない議会報告会に若者を参加させる」。決して議会報告会を批判しているのではなく、こうしたいかにも「つまらない」と思われるような集まりにおいて、どうやってその場を面白くするように工夫するのか?そのときのやり方として、アイスブレイクについて考えるというのが、今日の趣旨でした。

前半はファシリテーターのズミさん(小泉卓登さん)の進行で、アイスブレイクの一部を体験。その前に、サークルになって一人一言のチェックインや、前回までの振り返りとそれについてのコメントを挟むブリッジタイムを実施して、まずは徐々に今日の内容に向けて意識を高めていきました。参加者同士の緊張をほぐすためのアイスブレイクは、様々な意味をもっていて、単に緊張を解くためだけのものではなく、アイスブレイクをやることで何を伝えればいいのかを含めて考えていきました。大抵はゲーム性のあるものや、アクティブティ性のあるものを挟んで行っていきます。ただ、それはファシリテーターが単に「やりたい」「盛り上がる」という理由だけでやるのではなく、本編の内容とどう絡めるかを考えてやっていくようにします。

今日実際にいくつかのアイスブレイクとして使えるワークをやりましたが・・・「Four choice(フォーチョイス)」というワークをやっている場面では、お互いに同じ考え方をもっている人たちが集まって、なぜ同じなのかを話していました。

私が講義をする直前は、「○○さんの隣の~」のワークを実施です。

いつものようにまとめの講義は私が担当しました。講義の部分では、アイスブレイクの意味やニックネームに絡めた「自明性(自分の持っている前提に気づく)」のお話、アイスブレイクワークの実施の注意などをお伝えしました。

アイスブレイクという言葉を使わないで、まずちょっとしたウォーミングアップしましょう、でもいいんですけどね。言葉の遣い方に気をつけるのも一つです。(ズミさん補足ありがとうございます!)

最後のチェックアウトでは、久々にカタルタを使って、一言気づきをまとめていただきました。(カタルタはこちらです)

今回、新たに6名の方に、事前課題書籍としてお使いいただいている「『課長、それパワハラです』と言われないためのコミュニケーション術」をご購入いただきまして、こちらも感謝ですね。

アイスブレイクのワークは楽しく進められる反面、活用の方法が難しいものです。そつなくこなすことは出来ても、「あれってなんだっけ?」ってならないようにするのが、会議をうまく進めるうえでは必要なことです。会議の中で何をわかってほしいからやるのか?どうしてほしいからやるのか?ファシリテーターとしてのこだわりをもってもらい、なにか一個でもワークをまずやってみるといいでしょう。いきなり本番でやるのが厳しい場合には、親しい仲間を集めてやってみるのも一つ。時間がかからないものを是非やってみてください。

ファシリテーター自身が、緊張せずに楽しくやってみましょうね!

今日はパワーを結構使ってやったこともあり、久々にバテました。先ほどまでお昼寝をしたくらいです。

秋が近づいてきていますね。今日も街が夕方に向かって日に照らされています。

次回、第4回は進行がほぼ私となりますので、ご参加の皆さん、よろしくお願いいたします!!「ビジネスとファシリテーション」です。

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