なにかとなにかを比較する。これは何かを選択する際には必要な行為なのですが、この比較というのは、欲しいものを選ぶときには楽しくても、比較して選ばれるときは正直好きではないです。誰だってそうだ、ということかもしれません。私のように自信のない人間からすると、比較されて選ばれることはけっこう緊張することで、できれば避けたいといつも思っています。
自信のない私だからこそ、この比較されるという舞台に乗っからない方法はなにか?そうならないためにも、比較されないだけものを手に入れておく、準備しておく必要があります。
よく戦略を考える際には、競合他社との差別化を意識するようなことをいわれます。もちろん、想定した競合他社のことを意識して、どこをどう差別化するかを考えることは大切です。しかし、ここで差別化されてしまわないようにするために何をすべきか。一つの考え方としては、オンリーワンになるものを見つけるということですが、そのオンリーワンが何なのか、にもよります。
オンリーワンのサービス、オンリーワンの武器、オンリーワンの個人・・・なんでもいいのですが、そのオンリーワンが相手に伝わるようにしておくと、さらに好まれるようになるでしょう。誰かにとってのオンリーワンになれれば比較されなくなります。比較されないようにするために、様々な準備となるような行動をしておく。比較されないだけのことを事前にやっておけばいいのです。
相手に実感されるオンリーワンを探すために、そこにたどり着くために多くの方が苦労していますよね。なにかそのオンリーワンを表すようないいキャッチフレーズみたいなものが相手にうまく響けばいいと思いますが、決してその言葉だけでズバッと決まるものではありません。仮に言葉で決まったとしても内容がなければ相手をがっかりさせちゃいますよね。ですので、いつでも自分のことを伝えられるように準備しておけばいいのではないかと思います。「あの言葉をきいたら●●さん!」と思ってもらえるような存在になれるのがベストです。そうなるためには、人よりも入念に準備することが必要になりますよね。人に伝えるためのポイントを自分で確認する、それに想いを巡らすのはもちろんですが、それ以上に、そのオンリーワンとなるポイントを自信をもって伝えられるようにふだんから準備しておくことですね。
そう、オンリーワンになるためには、ちょっとした見せ方を変えればいいとはいわれますが、そんな安易にできるものではありません。オンリーワンになるまえにはきっちりとした準備が必要なのです。人によっては、血のにじむような努力をして、ようやくそこにたどりつく。結局のところ、日々の準備を積み重ねていくのは大切ですね。やっぱり準備で9割、いや物事によってはほぼすべて決まるんだと思います。

少し前に旅で出かけた伊豆長岡の温泉旅館の中にあった紫陽花。こうしたきれいな景色をみてゆっくりするためにも、日々の準備は必要なんです。お休みできるようにするための、日々の準備は欠かせないですね。また出かけられるようにしっかりと日々準備ですね。
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