ブログ

重要なことは静かな離れた環境で考える

昨夜から移動の制限が解除されてきており、さっそく観光やビジネスなどへの移動をする人たちが増えてきているようです。それとは関係なく、私たちは昨夜から伊豆で静養しながら次の一手を考えております。次の一手というのは、もちろん、仕事にかかわることです。まるでテレワークのようですが、自宅事務所以外の遠方に来ながら、どこにいても仕事のことを考えられる。これが私のスタイルなんだろうと思います。

移動制限が解除されたものの、だからといって急に動き出すわけではありません。急いては事を仕損じる。ただ、その世の中の動きはよく見ておく必要はあります。世の中の動きに対してあまりにも鈍感ですと、大きな変化が起こったときに置いてきぼりになってしまいますからね。このあたりの塩梅はなかなか容易ではないのですが、いつまでものんびりとしていないで、少しずつ取り組んでいかなければというわけです。

どんなことをやりたいのか、行動項目で落とし込んでみました。たとえば、研修などを販売する会社(特に異業種で研修ビジネスに参入するような会社)の営業代行(主にヒアリングやクロージング場面)、オンライン講座の開発(会議ファシリテーション、コミュニケーション、営業基礎など)、様々なオンライン化への対応とそのサポート、新たに取り組もうとする分野(レジリエンスなど)の研修の開発、様々な情報や知識の仕入れ、想いが同じような方々とのコラボレーション、キャリアコンサルティング関連のサービス拡充、中小企業向けの研修・人材育成・人材開発にかかわるコンサルティング、出版戦略、そして、一個前のブログで書いた「(仮称)増田式戦略的営業法」の体系化。このように、具体的なサービスだけであげてもいろいろと可能性が拡がっていきます。

そして、これらを闇雲にやっても仕方ないので、束ねる一つのコンセプトの明確化です。私の会社の理念とともに、こうした新しくコロナと共生する社会の中で貢献できることを明確にしたコンセプトにのっとっています。過去の私の会社員経験に基づく「悩まずに一人で抱え込まないで」というメッセージを打ち出しながら、地域の中小企業の人材育成、人材開発に係る課題や、地域の方々のキャリアに係る課題の解決に力を尽くしていこうと思います。悩まずに抱え込まない。人にかかわる地域の悩みは、近所の専門家に依頼するが如く気軽に声をかけてもらいたいですね。

企業などの集団組織内の風通しが良くなってコミュニケーションが活発化する。組織の土台を固めて、顧客と一緒になって汗をかきながら市場の中で取り組んでいく。こうして地域が発展していくきっかけをつくり出していけたらと思います。

伊豆の緑やお風呂に囲まれた空間の中ではいろんな発想が広がります。非現実的な空間ではさらに発想が拡がっていきそうですね。富士から少し離れた場所に移動しながら、これからの作戦を練っていこうと思っています。なにかに惑わされることなく、落ち着いた気持ちになって取り組む。私は、このように落ち着いて戦略を考えることが好きですね。そして、そこで立案された戦略を実行して結果が出てくると本当に面白いなぁと思います。失敗をおそれて立ち止まっているだけでなく、心の中にかかっているブレーキを解除し、突っ込む時はそれこそどんどん突っ込んでいかなきゃ、という想いですね。

よく企業が、本社の事務所とは離れた静かな場所で経営合宿や研修を行うことがあります。事業戦略を考えるときや、経営理念を考えるときなど、組織の成長や改革にとって重要な局面においては、しかるべき役割を担う社員たちが集まって考える時間をとることになるでしょう。これからは、いわゆる3密を防ぎながら、普段とは離れた場所で顔を突き合わせて、事業戦略や経営、人材育成に係る事項をじっくりと検討してアウトプットしていく必要がありますね。

こうしたテーマに関しては、オンラインではなかなかアイデアが活性化しないということも今後あると思います。そのときには、実際にお互いの体温を感じ取りながら取り組む価値があるのです。コロナと共生するなかで、すべては非接触、オンラインになるわけではないでしょう。その場合には、普段の職場ではない、静かな環境の良い場所で、発想が広がりやすい場所で行うのがおすすめです。

昨晩は肉や魚、野菜など、バラエティに富んだ美味しいものをいただきました。発想を拡げる環境は十分にととのっている場所ですので、どのような戦い方をするのかをよく考えて実行にもっていけたらと思います。その戦略を立てるノウハウも、今後、営業力強化や組織力強化のコンサルティングの中でとりいれていければと思っています。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。