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変化に対応できるものが生き残る!

「最も強いものが、あるいは最も知的なものが、生き残るわけではない
最も変化に対応できるものが生き残る」

進化論で有名な学者のダーウィンが述べたといわれています。この言葉がそもそもダーウィンが言ったのかなど、いろんな考え方があるそうですが、それはともかく、彼の言葉が、まさに今のコロナ禍を生き抜いていくためのヒントになると思います。

今日で2020年の半分が過ぎます。半年で物事がここまで劇的に変わったのは、私の人生で始まって以来です。誰がここまでの変化を予想したでしょうか?生活の枠組みや物事の価値観が変わるくらいの変化です。かつて、2011年の東日本大震災でも大きな変化がありましたが、地震からの復興を過去に果たしてきた私たち日本人には、容易な道のりではないとはいっても、どこかで乗り切れる自信があったように思います。なぜならば、日本人は先例を活かして新しく創り出すのが得意ではないかと思うからです。阪神淡路大震災、関東大震災、三陸地震、浅間山噴火など、近年の災害から遥か昔の災害まで、これまでのりきって生き延びてきた歴史がありますよね。

今年大流行している新型コロナウイルスのような感染症と向き合うのは、過去に「スペイン風邪」というのがあったようですが、あまり大きな記憶に残っていないのではないかと思います。そのはるか昔の1300年近く前の奈良時代には、古代の奈良の都に天然痘という病気が大流行し、当時政治をつかさどっていた藤原氏の4兄弟が全員短期間で死亡するという事件がありました。ただ、こうした歴史から這い上がってきたという歴史には、どうやってそれを乗り切ってきたのか、古い歴史だからなのかもしれませんが、あまり知られていないように思います。特にそこから乗り切ってきた知恵や具体論に関しては、人々の記憶の中にはないものではないでしょうか?だから今回の事態を切り抜けるには、人々が右往左往しているように思います。

一方で、こうした厳しい状況を体験している私たちは、それを乗り越えるだけの知恵が人々の中に醸成されていくように思います。古代と違って科学やテクノロジーが発達し、それらの力で知恵を蓄えていくことが可能になりました。一人一人が自発的に考えて新しいことを始めたり今までの取組みを見直す。こうしたことを始めて実行した人が生き残っていくのではないでしょうか。タイミング早かろうが遅かろうが、生き残っていくのは、ダーウィンのいう「変化に対応できる」ことができる人たちではないかと思います。

私の周りでは、対面で人と会って行うビジネスができなくなり、オンラインで会って行うビジネスを始めた人たちが多くいます。ビジネスまでいかずとも、社会課題解決のために動いている人たちも多くいます。変化の中で対応して生き残っていく人たちはこうした動きをしています。そして、動きながらも、自分のなかにある基本の想い(理念)は変えていません。その基本理念に沿っているからこそ、様々な活動ができるように思います。

昨日、オンラインである方々と話をしました。いずれの方々も、大きな変化に対して対応するために動き出している人たちです。動く理由や内容は違うけど、やはり先を見て、そして、自分の想いにそって変化に対応するために活動している人たちです。こうした人たちの動きを見て、私も触発されています。というか、今まで貯めていた、抑えていた気持ちが固まってきたように思います。

下半期は、富士みらいクリエイションでオンラインのセミナーをやってみようと思います。オンラインでのファシリテーションや会議の進め方のコツなどをお伝えすることをやるのが、私の中での取り組みです。これは主に個人の方々にお伝えしたい事です。そして、これをやるのには思いがあります。なぜか?

それは、働く場所が「楽しい、面白い」そして「幸せ」であると思ってほしいからです。どんな仕事をするにしても、職場での自分自身が充実していなければなかなか力を発揮できないですよね。私は、一人で孤立して楽しさ、面白さをなかなか見いだせなかった。しかし、今は自分で会社を立ち上げて楽しくやっています。人それぞれ、働く場で実感できる楽しさや面白さは異なります。今の組織でそれを見出してほしい。そんな想いから、人材育成コンサルタントとして、コミュニケーション、ファシリテーション、営業力強化などのテーマで研修やコンサルティングをしています。

楽しく一緒にやりたい方を個人で募ってやってみたいと思います。情報オープンまでしばらくお待ちください!私も、下半期は変化に対応して生き残ります!新しい取り組みで生き残るとともに、地域のビジネスパーソンを助けていきたいですね。まだまだみらいを世の中の人に示せていないから・・・これからです。

今朝、久々に事務所の窓の外からの景色をじっくりと見ました。世の中の変化があっても自然の風景は変わらない。愛鷹の尾根を見ながらみらいに想いを馳せます。

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