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資格は世の中にエネルギーを供給するためのもの

私はいくつかの資格をもっています。民間団体の認定資格から国家資格まで。様々な資格が自分のオプションになっています。

こう書くと誤解されるかもしれませんが、私は、資格をとったから独立したわけではありません。20代のころは、資格をとって独立することを夢見て、司法書士や社会保険労務士などの勉強をしたこともありました。でも、どれもうまくいかなかったです。資格を取った後のビジョンがなく、資格を取るための学びについても身が入っていなかったですね。資格試験予備校でビデオ講座など見てましたけど、全然頭に入っていなくて、疲れまくっていたときは寝落ち。これじゃーだめです。

では、それでもなぜ資格を求めてきたのでしょうか?資格がなくてもできる仕事はたくさんあります。資格がない分、ビジネスに自由度があるのでリスクはありますが、頭に知恵、手に技術があればなんとでもなりそうなのにそれでも資格を求めてきました。学ぶプロセスが面白いだけでは取れるものではないですからね。資格を取るにはやはりそれなりの興味・関心と、資格を取るための気持ちも当然必要です。

それなのに、なぜ求めてきたか・・・

私にとって、保有している資格は、その一つ一つが心強い武器になっているのです。仕事をするうえでの武器ですが、それ以上に、自分の内面を磨いてくれるものでもあるものです。もっといえば、資格によって目の前の人の役に立てる。そう思ったからいくつかの資格を取ったのです。資格は私にエネルギーを与えてくれるもの。そんな気持ちなのです。エネルギーがあるからこそ、相手に注げるエネルギーがある。エネルギーを供給する場所に潤沢なエネルギー量がなければ、人の役に立つ事なんてできませんからね。

また、私が資格をとるためにかけてきた時間も、エネルギーを醸成するものなのです。その時間があるという自分に裏づけがあるからこそ、堂々と、目の前の人に対して自分をぶつけることができるのです。お金を稼ぐ手段である以前に、自分を輝かせてくれる大きな武器です。だから、資格がなくても仕事ができると言われても、何にもなければもともとはまったくもって自信のない人ですからピンと来ないのです。

資格のおかげで、自分を奮い立たせるエネルギーを社会に供給できるようになりました。それに加えて、さまざまな分野の深い経験という財産を運用することで、資格をさらに活かせるようになったのです。稼ぎたい手段として資格を位置づけているわけではないので、年収幾らを稼げる資格、稼げない資格と言われたところで、まったくもって実感がもてなかったのです。

資格をどう位置づけるか。これは、人によってそれぞれ違うと思います。どのようなものとして位置づけてもいいのですが、その位置づけを自覚しているかどうかで、その後の資格の活用にかかわってくるように思います。必要だと思って手に入れた資格だからこそ、目の前の人たちに提供できるものを作り出すエネルギー源として、うまくこれからもお付き合いしていきたいと思っています。

どんなものであっても、自分にとって必要なものであれば、世間が何と言おうと、自分でその位置づけを認識すればいいだけの話です。資格もそれは同じではないかと思います。これからも資格とはいいお付き合いをしながら、自分のエネルギーにしていきたいですね。

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