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「伝わるように伝える」ことを教えてくれる人はいますか?

「私、文章書くのが苦手なんです」という方をよく見かけます。苦手だからなかなかいい文章が書けないということなのでしょうけど、そもそもいい文章とはなんでしょうか?

私は、「伝わるように伝える」文章が書けるかどうかだと思っています。「伝わるように伝える」というのは、よく研修で話していることです。相手に伝わらなければコミュニケーションは成立しない。そうなんです。いくらロジカルに、流れるように話をしたと思っていても、伝わっていないことは日々の生活の中ではよくあることです。私にもそういうことはあります。そして、それは話すだけではなく、文字にして書く場合にも同じことがいえるように思います。

2004年の9月、初めてブログを書き始めました。楽天で書いたブログを皮切りに、様々なサイトへの乗り換えをしながら書いてきました。最初のころは、まあひどいもので、単なる日記です。誰かに読んでもらおうとは思っていなかったせいもあって、とりあえず書いていたという感じです。ただ、徐々にブログがスタンダードになってきて、私はプロバイダーを変えながらいろいろと書き続けてきました。通算で3000記事は超えていると思います。そして、2年前から今のワードプレスのブログに落ち着きました。ワードプレスのブログになってからは、少しずつ読んでくださる方がいることを意識して書くように変化してきているものの、うーん、きっとまだなんだと思っています。伝わるように書くのは永遠の課題です。ただ、昨年3冊電子書籍(オンデマンド書籍)を出せたのは、そういった意識の変化が表れている証拠かもしれません。

闇雲に書くのはやめよう。最近はそう考えております。なにか大まかなテーマを絞って書くことにしています。私の場合には、社会人の人材育成や研修、ワークショップ等に携わっていますから、それにまつわる話題が多くなります。人と人とのかかわりから起こる話題ですね。そして、軸は働く場所の話題働く場所が楽しく、面白く、幸せになる。そこから自分で掲げた目標や目的をかなえるような仕事ができるようにする。それが個人ひいては組織の成長に。そんなことを意識して書くようにしています。

時期によって重点的に書くテーマは偏りますが、総じてテーマは広めにしています。いろいろと幅広く「働く場所の人の問題」を書くことで、仕事をするうえで困っている方の一助になればいいなって思うのです。そもそも仕事のことを丁寧に教えてくれる人というのはどのくらいいるのか?勤めている会社の商品やルールの事を教えてくれる人ではありません。「長い期間仕事をする」という広い意味で捉えたときに必要なスキルです。まさに最初に出てきた「伝わるように伝える」ようなスキルを教えられる人が、組織の中にどれだけいるのか、ということなのです。

私は、働く人たちのために役立つことを、これからも発信していきます。すべては1人で抱えないでほしいという想いが根底にあるからなのです。仕事が楽しく面白くなり、自分で幸せだと思えるためには、組織内で1人で抱え込まない。1人で抱え込まないで多くの人とコミュニケーションをとれるようにするためなのです。そのためであれば、必要なことはこうしてどんどん文字にして皆さんに届けたいと思っています。ですので、きちんと読みたいと思っている方々に伝わっているかどうかを、これからも意識して書き続けていきます。

時折、静岡新聞マイベストプロでコラムを書いています。ちょっと旬のネタでもある、オンラインの会議に関して書いてみたので、ご一読くださるとうれしいです。これもまさに、同じ職場で仕事で成果を出すために、今のコロナ禍には必要なこと。こちらの第二弾を改めて書こうと考えていますのでお楽しみに。こちらからどうぞ!

先日訪れた富士川楽座の写真を再び。

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