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チームをどうつくるか?~富士YEG9月例会より~

久々に様々な納期の仕事を抱え、その前に体調も悪くしてと、落ち着かない感じです。この3連休も、インプットとアウトプットでほぼ仕事します。台風もくるし、晴耕雨読で来週に備えます。

さて、そんな中で地域の経営者の先輩方と短い時間でもいいから場を共にしたい。そんな思いで昨日は富士商工会議所青年部(YEG)の9月例会に参加しました。

YEGのことを改めてよく理解するための場になりました。YEGの目的のみならず、親会である商工会議所のことも含めていろいろと知る必要はあります。特にこうした一つの組織において、なぜ関わっているかを考えるのはとても重要であり、その時に立ち返るのは「理念や想い」です。私の会社の経営理念を鑑みても、無限の可能性を地域で拡げていくためにYEGの中での活動は必要だという想いです。

YEG宣言はこのように謳われています。

「私はYEGとして、夢に挑む

 私たちはYEGとして、地域を愛し、日本を愛する

 すべてのYEGは、連帯の証となる」

富士みらいクリエイションの経営理念にあるように、みらいに向かって自信をもって挑戦できるようにするためには、地域への愛、地域人への愛が必要ですし、そのためには連帯していくことも必要です。そういう意味では、YEGの考え方に共感できるところは多いと感じています。

さて、YEGの例会後半はチームビルディングを考えるという内容でした。企業の研修や地域でのワークショップにおいても、チームビルディングを考えるための内容は様々なものがあり、ワークショップ形式でよく実施されています。コミュニケーションが発生する場づくりのためには、チームとして活動するためにどんな内容を採り入れるか?その内容としてメインで今回行われたのは、手巻き寿司をつくる、というものでした。

手巻き寿司をつくるときの一つ一つの活動を丹念に振り返ってみると、一致団結したチームをつくっていくために必要なポイントがちりばめられています。役割分担を決める、時間を決める、作業工程を決めて実行し改善を図る、成果物を確認しその良さを伝える、などなど。手巻き寿司をつくるという活動の中にも、コミュニケーションが発生する様々な局面があります。また、リーダーとしての、メンバーとしての活動の一つ一つはどうだったのかも問うことができます。

いいものができた、という喜びを分かち合うのは、チームをつくっていくうえでは重要な考え方です。ただ、それだけで終わってはチームビルディングにはなりません。チームとしての活動を考えるためには、どうやったらチームメンバーのコミュニケーションが発生するかを仕掛ける必要があります。そして、コミュニケーションが発生したときに、リーダーやメンバーがどうふるまっていくとチームは機能していくか?いろいろと考えていくと奥が深いんですよね。短い時間の中ではなかなか簡単にできるものではありませんが、チームをデザインしていく際には、様々なことを考えていかなければいけないですね。

まあ、チームとしての活動についてはさておき、こうしたしっかりとした成果物が完成したのはチームが機能した成果です。成果物のイメージが見えてくれば、チームのメンバーも役割を認識し、ときには役割を超えて積極的に参画する人も出てきます。最初の役割を超越するくらいでOKで、成果物を完成させる=手巻き寿司をつくる、という目標に向かって一つになればチームとしては十分に機能していますね。

シンプルで美味しい手巻き寿司である「富士山と北極星」が出来上がりました。

地域でともに発展のために活動する経営者の方々との交流は面白いですね。自らのできることを中心に役割を担うことが、YEGの指針にある「行動こそ時代を先駆けるべき青年の責務」を果たすことになると思います。

新たな学びを地域で得られる。次に進むきっかけを得られる。着実に活かします。

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