2020年に関しては、一昨日で研修、そして昨日でキャリアコンサルティングの仕事が終わり、年内の対顧客とのお仕事は終わりました。昨年よりも特に10月以降は新しく任される仕事をすることが多くなって、活動の幅が広がりました。創業した1年目のときの、以前在籍していたコンサルティング会社に依存した仕事からは完全に脱却できたことは、とても大きいと感じています。

何事もなく無事に終えられるかと思った一昨日。企業での研修開始前に、創業前から一緒に歩んできたノートパソコンが故障してしまいました。研修開始に向けて準備している最中に急に電源が落ちてしまい、いくら押してもまったく反応しない状態になってしまいました。とても使いやすくて、どこに行くにも一緒だったこのノートパソコンでしたが、とうとう動かなくなってしまったのです。
しかもパソコンの中に格納されているデータが取り出せなくなってしまいました。年末年始の休暇中に外付けのHDDに格納して、いざパソコンが壊れたときに備えないと、と思っていた矢先、残念ながらデータが入ったまま取り出せない状態になってしまいました。今年最後に担当した研修では、投影する予定だったデータを紙で出力した資料を持参していたので、問題なく進めることができました。しかし、研修が終わってから、ふと我に返ったときに、これは大変なことになったかもしれない、と思ったのです。
一昨日ですからクリスマスイブのことですね。イブの日の夕方、研修が終わってそのまま自宅からほど近いPC修理専門店へいってデータの取り出しを依頼しました。幸いデータはすべて取り出せて、ハードディスクの損傷はまったくありませんでした。しかし、パソコン自体は全く反応しないということでした。おそらく電源系統かバッテリーの故障です。修理を依頼するにしても年末年始を挟んでしまうためそれなりの日数がかかります。いやはや、これはえらいことになったということです。
ところが・・・実は精神的には・・・そんなに焦っていません。きっと、こうなるときはいずれくるだろうというのはありました。パソコンも未来永劫ずっと使えるものではありませんし、何度も使っていればやがて傷んでくる個所も出てきます。コロナ禍でオンライン需要が高まった今年は使用頻度がさらに高くなり、パソコンにかかる負担も大きかったに違いないです。パソコンが故障しやすくなってしまったり、通信での負担も大きくなってしまったりと、いろいろと問題が出やすい1年だったのかもしれません。
一方でこんな見方もできます。それだけ活動の場が増えたことによって、パソコンも動く機会が多くなったということです。新しくお伺いするお客様先も出てきて、オンラインで研修などを提供する機会も増えて、さらには仲間との打ち合わせで使う機会も増えました。全国各地の仲間とつながるためのツールにもなっていたので、稼働する回数も増えたのですから、やはりどこかでダメージはきます。
このパソコン、私が今まで使用してきたもののなかではトップクラスに使いやすかったんです。それに創業という大きなイベントを一緒に経験してくれたわけですからとても残念な気持ちがあるのですが、同時に感謝の気持ちで満たされています。3年ほど使いましたが、このパソコンがあったからこそ救われたことはたくさんあります。いろいろな作業もはかどりました。朝から夜中まで使ったこともありました。ほんとうにありがたい存在ということで、感謝の気持ちでいっぱいなんです。しかもこの年の切り替わりに動かなくなったというのもなにかを感じます。業務上、大きな負担になってしまうような時期を避けて動かなくなったんだなって思うと、最後の最後まで心憎いなぁって思いますね。
今、私の会社のシステムを手掛けてくださっている方に次のパソコンを探してもらっています。次のパソコンが使える状態になってから、今まで使ったパソコンは処分する予定です。ほんとうにありがとう!
いつも使うものは、ただの「もの」以上に、愛着が出てきます。最近何人かの方に言われました。「パソコンは増田さんにとっては商売道具だ」と。それだけ、私のことを徐々に知ってもらえる機会も増えているんだなって感じるとともに、パソコンがまさに一緒にいるものと多くの人たちに思ってもらえてうれしく思います。新しいパソコンがやってきて使用できるようになったら、またオンライン他様々なところで一緒に歩んでいければって思います。
今までありがとう。ノートパソコンよ。
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