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仕事をがんばる?がんばらない?~日曜日の夜に考えさせられます~

富士に移って最初の日曜日・・・なんですけど、曜日の感覚があまりないのです(笑)。周りの人たちの様子を見て、「あ、今日は日曜日なんだ」と気づくという状況なんですよね。

富士市内から少しだけ富士山が見えました。傘雲があると雨が降る、と言われているのですが、そんなに天気は崩れなかったですね。まあまあいい天気でした。

さて、先日、法人設立登記の申請を司法書士の方にお願いをしていたのですが、ここにきてようやく登記完了との連絡があり、ついに法人誕生となります。それに伴って、やる必要のあることが急に増えてきました。最終的には、法人として5月から営業を本格的に始める事になりますが、法人として動かしていくとなるとそれなりの準備をする必要があります。その準備をこれから加速していかなければ、という想いです。「よし!がんばってやるぞ!」という気持ちは、当然湧き上がってきます。

しかし・・・果たしてどこまでがんばるか、です。あんまりがんばりすぎるのもどうなのか、それとも死に物狂いでがんばるものなのか。必死になって歯をくいしばってやればいいというものではない、というのが私の考えです。一度心が折れているからこそ、がんばることにあまり意義を見いだせません。

そんなことを考えるきっかけになったのは、今日から始まったドラマ「集団左遷」の影響です。福山雅治さん主演のドラマ。支店の廃店を阻止するためにがんばってしまう支店長を演じる福山さん。彼の口癖になっているのが「がんばる」「がんばってきた」という言葉です。

ドラマの影響で、仕事をがんばることについていろいろと想いを馳せる人がいそうなのですが、銀行のように、支店や行員の削減論が取りざたされている業界では、そもそもがんばる必要があるのか、ということが頭をよぎりました。

ビジネス書作家、大杉潤さんの本です。大杉さんの最新の著書「銀行員転職マニュアル」の中には、銀行店舗は10分の1以下に削減されるであろう、と書かれています。金融業界の未来は明るいものではなく、そういった状況の中で果たしてがんばることが必要なの?というわけですね。

働く動機、意義が自分の中にあるかどうか。それがないと、どうしても仕事に熱を入れてやろうという気持ちにはならないかもしれないですね。働く動機、意義は何か?仮に今、銀行で働いている人たちは、何のために仕事を「がんばっているのか」です。今のためというよりは、ドラマでもありましたが、未来のためかもしれません。あるいは、自己実現欲求を満たすためかもしれません。

仕事をするうえで大切にすることは、働く動機、意義ではないでしょうか。なぜ働くのか?何のために働くのか?それが果たして心の中に根づいているのか?その内容に善悪や正誤はありません。働く意義、動機があること自体が大切なのです。高尚なものでなくても、立派なものでなくてもいいのです。働く動機、意義をもつことが、仕事への取り組みを左右します。

皆さんの働く動機、意義はどのようなものですか?それがありますか?

働く動機、意義を大切にして、明日からまた「がんばりましょう」。あ、がんばらなくてもいいんです。働く動機、意義を確認して仕事をしていきましょう。

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