
久しぶりのブログ更新です。今日は久々に、最高に美しい富士山に出会えた日になりました。自宅事務所のあるマンションからの富士山を眺めていると、幸せな気持ちになります。雲一つない空に映える富士山が見えたのは、富士にいない日が今週は多かったせいもあって、貴重だと感じます。
久しぶりのテーマは笑顔と感謝です。私は、企業研修やセミナー、そしてブログでもその大切さを何度も伝えています。おそらく、笑顔も感謝も大事なものであるのはわかっている人がほとんどのはずです。しかし、どちらも態度に表れていないのか、なかなかできないという人もいます。
最近、職場に目を移すと心理的安全性の話がよく出ます。心理的に安全な状態であるから、社員同士のコミュニケーションが増えて、様々な意見が飛び交って斬新なアイデアがどんどん出てきます。また、何か問題やトラブルが発生しても、いきなり怒られることはないので、迅速に報告があがってきます。何もない平和な状態であればベスト。そうなると、自分勝手に仕事をする人が出てきます。自分勝手さが際立てば組織の統制が崩れます。相手に関わるときの言葉については、相手を認める言葉を用います。
心理的安全性が守られている職場では、社員の心に笑顔があります。表情から笑顔であればよく伝わります。ただ、もし笑顔の表情になるのが難しいときであっても、心が笑顔であるようにします。幸せを感じる事柄を思い出し、にっこりとできるようなことを思い出して話してもらいます。心が笑顔であれば、思考も、言葉も前向きになって仕事の成果にもつながります。一方で、心理的に安全な状態ではなく、周囲がイライラした人ばかりであれば、そのイライラが伝染し、どんどんその場の空気が悪くなります。
感謝の言葉、伝えていますか?家族に伝えていますか?部下に伝えていますか?上司には?
機械的な「ありがとう」ではなく、感情のこもっていない「ありがとう」ではありません。ありがとうに、相手を褒める、認める言葉を添えた、感謝の気持ちがこもった言葉になっていますか?
「ありがとうございます、素晴らしいです」、「ありがとうございます、勉強になりました」などのように、「ありがとう」に加えて相手にかける言葉で感謝の気持ちを示します。もちろん、表情が穏やかに、ですね。ひきつったような真面目な表情で「ありがとうございます」と言われても、感謝の気持ちが相手に伝わらない、言葉だけで独り歩きした可能性があります。穏やかな表情で、感謝の気持ちを言葉で伝えましょう。
こうしたことが自然にできる人たちと学べる場所にいると心地よいです。良い影響が広がっています。なかなか話せないことも安心して話せます。どんな話も受け止めてくださるし、他の方のお話も勉強になる点があります。感謝の気持ちの伝え方、褒める言葉の伝え方など。もちろん、伝え方だけでなく、聴き方も相手に伝わるものです。聴き方のスキルも磨いていかないとなぁという気持ちになります。一緒に学んでいる仲間の方々に教わっていますね。ありがとう、を言う習慣がついている方など、見習いたいコミュニケーションのとり方はとりいれます。
また、言葉で感謝の言葉を伝えられる人になるのもそうですが、感謝の言葉を伝えてもらえる人にもなりましょう。愛される人になるのは大切な姿勢です。そのきっかけとなるのは、心からの笑顔になり、感謝の気持ちを言葉で伝えることです。周囲の方々から愛される人になっていくと、さらに好感度の高い人になります。
私は、独立の直前からいろいろなことを教えてくださる、一般社団法人日本褒め言葉カード協会代表理事の藤咲徳朗先生の教えに沿って、「人から好かれる人になる10か条」を手帳に書き、何か気持ちが乱れていたり、感謝の気持ちが薄らいだときには、声に出して読んでいます。声に出せば自分の中に響きます。気持ちが穏やかになって、イライラや不安がなくなり、平常心を保てます。感謝の気持ちが、平常心にもつながっています。感謝の気持ちをしっかりと伝えます。10か条の最後は、「相手に感謝の気持ちをもつ」です。
笑顔と感謝。改めて必要だと実感したので、まとめてみました。ご参考になさってください。企業の研修でも、本内容を入れておりますので、笑顔と感謝の大切さをワークショップ形式で学びたい方々には、お問い合わせフォームからどうぞ(ページの最下部です)。
この記事へのコメントはありません。