しばらく投稿らしい投稿を、このHP内のブログでは書いていませんでした。いろいろなサイトで書くことをしてきましたが、改めて整理することにしました。
・人材育成、キャリア支援などに関連する内容・・・当HP内の投稿
・そのほか「よかったこと」など、フリーに書く内容・・・noteへの投稿
として区分けして、2024年4月から始めます。引き続き、気になった時に目を通してくださいますと嬉しく思います。当HPへの投稿は、週に1回の更新を目標にやっていきます。
ちなみに、noteのページはこちらになります。
さて、4月上旬は桜の開花している時季が長かったですね。先週の日曜日、近くの公園の桜を散歩がてら見に行ってきました。まだまだ咲き誇っていて素晴らしいものでした。花の香りを感じて歩くのは、自分の気持ちが穏やかになっていると感じていいですね。
私が桜の咲く季節に多く担当する研修は「新入社員研修」です。この4月は、研修講師の方々が最も多く稼働する時期とも言われています。SNSを見ていても、そのような投稿が多いですね。私は徐々に年齢もあがってきて50歳に近づいているので、新入社員研修をあと何年担当できるのか、とも思いますが、声をかけていただける限りは続けるつもりです。
今年も概ね予定の研修が終わりました。4月は新入社員研修をあと1本を残した状態で、それ以外は夏から秋にかけてのフォローアップ研修となります。
先日、ある方とお話をしていたのですが、今年の新入社員(に限らず若年層のビジネスパーソン)は「感情を表現できていない」そうです。確かに感じますね。相手の話を聴いているようには思いますが、その話を聴いて自分はどう感じるのか、自分自身の気持ちを発していないようにも思います。
私は、新入社員研修の最後に「振り返りシート」を書いてもらっています(研修の評価をするアンケートではありません)。その中身を読んでみると、確かに研修を受けて何かを感じているようには思いますが・・・「社会人としての意識」をテーマにした研修のものをピックアップしてみます。以下、「振り返りシート」からの引用です。
質問「今日の研修で気づいたことや感じたことをまとめてください」
・新たな知識や情報をインプットするだけでなく、その知識や情報をアウトプットしていくことも大事だと気づきました。
・人からの信用も大切にしようと思った。
・会社で当たり前のことはしっかりやらないと信頼されなくなってしまうことにきづきました。
・私も会社の一員という自覚を持ち、自分の行動で会社の看板が落ちてしまうことにもきづきました。
・「主体性」をもっと持っていきたいと感じた。
・あたり前やわかっている事でも、できなければ意味がないので、あらためて確認し、行動することの大切さを感じた。
・相手に価値を感じてもらうことができるようにしていくことの重要さに気づきました。
ほんの一部しか挙げていませんが、何らかの事柄に対して「思った」「気づいた」ことが多いです。その事柄に対して、自分の気持ちとしてどう感じたのか、までは、なかなか表現されてこないですね。たとえば、「よかった」「残念」「うれしい」「大変だった」「つらかった」などの表現です。
入社直後の緊張感があった時期とはいえ、物事への大切さなどは理解していても、自身の「感じたこと=感情」が言葉になっていないと思います。自分の感覚が揺さぶられたというか、そこまでは振り返りシートの文章からは捉えるのは難しいです。
では、なぜ感情が表に出てこないのか、と考えてみます。新たに事柄を知った、気づいたことを言葉で伝えれば、もちろん相手は受け取ってくれます。事柄だけで十分で、感情は言葉にしなくてもいいと伝わると思っているのでしょうか?
ふだん、感情を表すものは言語化しなくても伝える手段があるように思います。たとえば、顔文字、スタンプ・・・言葉ではなく、言葉の代わりに絵で伝えてしまうというか。SNSやLINEなどを使えば、文字と顔文字で表現できます。実際の本人の感情はどういうものかを言葉であえて伝えなくても生き続けてきたからなのかなって思います。振り返りシートに絵(にこちゃんマークなど)でも描いてくれれば、まだ感情を受け取れるものですが、そこまでの発想もないようです。
では、SNSやLINEではない手段で物事を伝えるときにはどうするのでしょうか?人と人とが会話をする場面では、感情を言葉にしなくても相手に伝わるとは限らないですね。感情をどこかで伝えるためにも、言葉が難しければ言葉以外の非言語で伝えようとしてもいいのですが・・・なかなかそこまでは自覚するのは難しいです。そのせいか、異業種交流型で約1ヶ月続く新入社員研修では、私やほかの講師が何度も「非言語表現の大切さ」を伝えています。
言葉でも、言葉以外の手段でも、相手に感情を伝えないと、なかなか相手に自分の感情を理解してもらえないこともあります。仕事をする場面でのコミュニケーションでは、感情を全然使わないでのやりとりで済むものばかりではないからです。言葉を受け取っても、それに対して感じることは人それぞれです。自分の感情を何らかの方法で伝えなければ、自分自身が苦しんでしまう、相手が苦しんでしまう。仕事をするときに、他の人との関係性がうまく築けなくて、エスカレートしてしまうと、ハラスメントのような問題を引き起こすリスクがありますし、会社を退職しようと思って行動してしまう(退職代行サービスなどの利用)場合もあるでしょう。
私は、感情のやりとりが十分に行われないことを危惧しています。相手が意図的に感情を表現してくれるばかりではないですから、私自身が、相手の感情について、深く理解したり気づいたりするための知識を深める必要があると思っています。適切に相手の思いを受け止める必要を感じます。感情への理解力を挙げていくことが、私自身の価値を高めるきっかけにもなりそうですし・・・感情に対しての理解度を上げたいですね。様々な立場の方々と接する機会がこれからも増えていきます。相手の感情をつかめる力を高めていくことが課題です。その経験を、周りの人たちに伝えられるようにしていければ、ベストですね。





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