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なぜ会議のやり方を変えたいのか?

今日から2020年下半期。コロナで守りに入っていた上半期から、攻めに転じる下半期。私の場合は攻めに転じる方針で活動することで周りの人たちを元気にしていきたいです。元気がないとつらいですし、その元気のなさが伝染し雰囲気が悪くなるのがとても嫌なので、元気でよいきれいな雰囲気をつくりだせる場づくりのポイントを伝えられればと思っています。

そういう意味では、この下半期の場づくりは、オンラインや会議などのキーワードを使っていきたいのです。というのも、オンラインは、これからのコロナと共生していく社会では必要になるものですし、会議は私の中で、働き方改革には欠かせないものであると思っています。今回は少し会議について掘り下げてみます。

私は、会議に関してはそのやり方を探究しています。なぜかというと、過去の辛い経験、自律神経失調を引き起こした一つの原因となっていたのが会議の場だったのです。とにかく嫌いな場所でした。会議自体は、組織においては、コミュニケーションをとって上司や部下、他部署の人たちと一緒に同じ目的で物事を進めるためには必須だと思います。しかし、嫌いだったのです。改めてその理由を整理してみますと・・・

1.時間を無駄に浪費することで、仕事が思うようにはかどらなかったから

2.上司の圧力が精神的に耐えられなかった。言っていること自体は決して間違いや筋違いではないけど、その場に一緒にいるのがきつかったから

3.まともなコミュニケーションをとらせてもらえない場にいることが多かったから。話をせめて「受け止める」くらいはしてほしいのに、論破、否定にかかる。これがとてもつらかったから

4.なにをしているのかわからない、なにを話しているのかわからない。全然話が見えないままに取り残されることが苦痛だったから。

5.経営陣の独演会となりひたすら説教。その影響で部下同士が行う会議もいるだけで心が乱れ吐き気がした。頭痛を発症したこともあったから

会議の非効率さとコミュニケーションがまったくとれないやり方に嫌気がさしてばかりで、私はいつのまにか会議恐怖症になっていました。会議があるとわかっている日は、外出先から事務所に戻るのがとても憂鬱でしたし、出勤するのも憂鬱でした。会議でどんなことをまた言われるか、そればかりを考えてしまうとひたすら嫌で嫌で仕方なかったです。おまけに、会議前に説教されている同僚がいることもあり、会議室の空気が汚れた状態で会議に入るので、もう苦痛以外の何物でもなかったです。

組織や人材の成長を考えたときに会議は外せません。どこかで社員同士がコミュニケーションをとることが必要。それが1対1であれ、複数であれ、コミュニケーションの場がなければ新しいアイデアが生まれませんし、新しい経営方針や行動計画など大事なものが創り出せませんよね。勝手に1人で社員が好きなようにやるから仕事が属人化してしまうきっかけになる。そういう弊害も、会議無しの職場では起こりうるでしょう。

会議の中でも不要なものは排除し時間を短縮する必要があります(そんなことを言及すること自体ナンセンスだと思いますが)。会議のコミュニケーションというのは、参加者の立場や役割を超えて一定のルールにのっとって自由に発言できるようにしなければならない場所だと思います。それができないので、ハラスメント行為の現場になってしまうことだってあるのです。参加者同士のコミュニケーションが活発になれば、ハラスメントのための場ではなく、組織や人材の成長の場であるはずなのです。現場で起きていることを勢いで解決するのではなく、落ち着いた場所で話し合って解決にもっていくための場が会議の場であるべきではないかと考えます。

私は、自分のキャリアを振り返り、こうした会議の場でのつらい出来事があったから、そのつらさを払しょくするという使命にかられました。そして、会議をアイデアが生まれる場所にして、組織や人材が育成、成長するための場であってほしい。そんな想いから、会議のやり方を変えていこうということを決めたのです。

人と人とがコミュニケーションをとれるようにすることは、組織の中では非常に大切です。仕事が属人化して動くことは職人の世界であっても、決してのぞましいとはいえません。一人だけで抱え込み、一人で苦しんでしまってよくないですよね。組織に起こるそういった事象を解決するのが社員同士のコミュニケーションであり、多人数でアイデアを出して意思決定をして、一人の悩みの解決を支援するのが会議の場であるはずなのです。ですので、会議はコミュニケーションの集積、その集積の場を組織や人材にとって成長の場として位置付けなければならないのでは、と思います。「OJTをみんなでやろうぜ!」の場所なのです。

仕事の時間を効率化し、コミュニケーションがとれていて社員同士の悩みを解決できる場所。新しいアイデアが創発され、組織や人材が成長するきっかけとなる場所。重要な意思決定によって組織がさらに成長するためのエンジンがかかる場所。それが会議の場ではないでしょうか。そんな会議を目指していきませんか?

明日のブログで、私が考える会議のあり方や目指す姿を整理してみますね。

参加者同士の感謝の言葉が自然とでてくるようなコミュニケーションがとれる場所。それが会議の場であると、組織の軸がしっかりしますよね。だから会議は必要なのですが、無駄な場所、辛い場所になっているのが嘆かわしいですねぇ~

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