春から夏にかけて緑がきれいに映えてくる時期。今日はとてもいいお天気です。海も山もいずれもきれいに見える富士は、天気がいい日は過ごしやすいという気持ちが強くなります。暑さや寒さのどちらかが強いと、たしかに厳しい陽気の日はあります。
空気がよくなってくれば、多少はハラスメントの問題は、職場では起こりにくくなるだろう、という認識はありです。しかし、ハラスメントの問題は、陽気によって起こる起こらないが決まるわけではありません。こうした問題は、職場での様々な努力や工夫によって防がれているような気がします。職場での様々な努力や工夫とはいったいどのようなものなのでしょうか?
1.挨拶や声がけを実行している
あたりまえのように書くことですが、挨拶や声がけをすることができない管理職も様々な職場にいるとききます。声が聞こえる聞こえないでの挨拶、あるいは、部下が挨拶をしても挨拶し返さない。何か気になっていたとしても、声をかけない。挨拶や声がけをしていないと、コミュニケーションの量が職場内でどんどん減っていきます。そうなると、報連相もされなくなり、上司部下お互いにイライラしやすくなりそうですね。お互いに挨拶や声がけをして気遣い合う。これが、ハラスメントを防ぐことにつながる一歩めです。
2.相談しやすい雰囲気がある
1の声がけとともに、職場環境そのものが相談しやすい雰囲気があるかどうかです。ちょっと相談するための時間があり場所がある。誰かが上司によく相談する姿が見える。上司に相談したいと思ったときに、部下が気軽に相談しやすい雰囲気化かどうか。こうした雰囲気があることで、ハラスメントの問題は抑制できそうですね。
3.会議での発言がしやすい
集まって行われる会議の雰囲気もいいですね。管理職が一方的に演説するような場ではなく、上司も部下も、お互いに発言しやすい会議になっている。お互いの問題を解決するための話し合いが行われ、発言しやすい。相手の発言を否定することなく、きちんとお互いに受け止め合って話が聴けている。ふだんの職場だけでなく、会議での発言もしやすいに雰囲気になっていることが重要です。
4.情報共有がされている
裏を返せば、ハラスメントが起こりやすい職場でよく言われるのは、情報を共有しろ!というものです。上司や部下が、仕事をするうえで大切な情報を共有していなかったために、大きなトラブルにつながってしまうこともよくあります。ITのツールで情報共有されていたとしても、結局のところお互いに面と向かって共有されないために、お互いに誤解してしまい、コミュニケーションが成り立たずにトラブルになる。これでは厳しいですね。ハラスメントが起こりやすいとされる原因、と言われても何も言えないですね。まずはちょっとしたことでいいので、お互いに共有し合うところから始めましょう。
以上、4つのポイントを整理してみました。
まずはできるところから始めてみましょう。上司から部下に声をかける、挨拶をするところからで、十分ですね。

昨日は、東京で社会貢献教育について学んできました。こうした教育を組織の中でもとりいれているところが増えています。社会貢献をすることを通して、人間力をレベルアップするきっかけにする、ということですね。上司と部下の関係性がよくなるためにも、こうした人間力を高める取り組みも有効です。お互いにコミュニケーションをとれるような職場にしていきましょう!
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