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素の言葉をいただいて、のほほんとしたいなぁ~

昨日の雨から一転、今日はいい天気になり富士山が雪を頂いていました。まるで冬の富士山が復活したかのような・・・

富士山をみるとやはり心がきれいになります。いいですね。富士山をじっくりと見る余裕がほしいものです。

ところで、最近、誰かに背中を押してもらうって大事だなってと思うことがありました。私自身が取り組んでいることを、応援してくださる方々がたくさんいらっしゃいます。応援と一言で言っても、単に「がんばれ!」という声をかける応援ではなく、私自身の価値というか、私がある相手の方々に提供できるものの効果を、私のお客様が言葉にして示してくださるという意味での応援です。

こういうのを、よく「お客様の声」というものでPRされるケースがあります。企業のホームページにも、お客様の声が掲載されているのを見ますが、これらは、提供しようというサービスの良さを後押ししてくれる効果があります。ただ、この「お客様の声」は、示し方を間違えると単なる大げさな広告にしか見えなくなります。大きく見せすぎている誇大広告というか、もっといえば、なんだかわざとらしく見えるようなものになってしまいます。残念なものに成り下がってしまうんです。また、お客様の声の内容が、サービス提供のいいところばかりを強調しすぎてしまうのもどうかと思います。

お客様に当たる人たちが、自分たちの素の言葉で「どう変わったのか、どう良かったのか」を話してくれるととても説得力が出ます。別にサービス提供者のことを大げさに褒める必要はありません。法人であれば、その窓口担当者と社員の人たちの変化をつぶさに話してくれると説得力が出てきます。

研修で当てはめて考えてみます。研修講師のことを大げさに褒めていただくことはないのです(うれしいことはうれしいのですが)。研修によって自社の社員がどう変わったか、それが目に見える行動や結果で変わったこと、そして、そこにいたるまでの様々な過程を忌憚なく話していただいた方がより説得力が出てきます。いわゆる研修の効果を問われることがよくありますが、ある社員の行動の変化、会社の雰囲気の変化などを含めて、なにか目に見える事象があればいいなと思っています。もちろん、研修の結果で売り上げが伸びた、利益が出た、経費が削減できたなどがあればGOODです。私としては、それ以上に、社員や会社の雰囲気の変化が語られるとうれしいですね。

このように、お客様に当たる人たちが後押しをしてくださるためには、そうしてもらえるだけの信頼関係が出来上がっていなければ無理です。一期一会的な出会いだけで「素の言葉」ではなかなか語ってくれませんよね。長年のかかわりによって信頼関係が構築されれば、素の言葉で相手が応援してくれます。何かを無理にお願いせずとも、相手が自然な気持ちで思いを語ってくれるのでそれが一番なのです。飾った言葉も、虚飾にまみれたものも必要はありません。

自分で「私が良いです」といっても説得力がないですからね。ならば信頼関係のある人たちに後押ししてもらう素の言葉があるといい、ということになりますね。なお、ここまで書いた内容は、私が昨年からお世話になっている、即決ホームページ専門家の秋田俊弥さんから教わったものです。

お地蔵さんのようにゆったりのほほんとは今はいかないけど、こうした気持ちを大切にしていけばいろんな人たちとのつながりは強くなるのかな・・・なんて思います。

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