
今朝の富士は霧がたちこめていました。ここまで霧が出ている日もそう多くないので、少し驚きました。実家のある高台の方はよく霧が出ていてひどいときもありましたが、街中の霧はなかなかないなぁという印象です。
コロナと共生する日々。新しい生活様式のせいもあって、相変わらずオンライン会議、オンライン研修が多く見られます。オンラインの話題、どこかで必ずと言っていいほど目にします。なんでもかんでもオンラインにするのは、正直私はいかがなものかと思います。ただ、これも時代の流れと思って今は受け止めています。私の場合は、首都圏などの都会にいるわけではないので、いつでも密な場所にいるわけではないから、余計にそう感じるのかもしれません。
オンライン漬けでネガティブになったこともありますが、それよりは、今日はポジティブに捉えられたことをまとめてみようと思っています。実際に、「これはいいよね!」と思えるようなことも、オンラインだからこそ感じています。
同じような仕事、同じような志を持っている人たちが集まるのは、知的な好奇心を刺激されていいものです。まさにオンラインは、全国の場所関係なくつながれるのがとても魅力的です。もともとZOOMでオンライン会議やオンラインセミナーなどをやることが多いのですが、静岡にいてもあまり距離感を感じません。地元の人たちと話をするときは、リアルな場で会って話したい気持ちが強いのですが、全国で同じような職務、同じような志を持っている人たちと語るときには、オンラインであっても、気持ちが刺激されて楽しくなります。
たとえば、独立して人材育成などにかかわる方々とのかかわりを省みると、彼らの志やスキルの高さに気持ちが昂ります。場によっては、「この人たちに自分が貢献できることはなんだろう」、と考えることもあり、これも、自分がふだんの仕事をしていくうえでモチベーションの源になっています。地方で活動しているためなかなか首都圏のリアルの場のセミナーに参加できず、そのせいか、自分が参加する目的を十分に考えて参加しているので、一回一回の出会いがとても貴重です。オンラインになって距離の問題がなくなったので、目的をしっかりともってかかわれば得られるものが大きいですね。
また、同じ志のある方々とのつながりは、もともとリアルの場から発展しているのですが、これがオンラインになってもまったく変わらないし、むしろリアルの拠点が静岡以外の場合には、オンラインで参加できるのはとても有意義です。関連の記事としてオンライン茶道のことをリンクしておきます。具体的には、サードプレイス・ラボに代表されるような、志の高い方々との集まりが至近距離になるというのは、非常に嬉しいものです。また、このサードプレイス・ラボで有料メルマガで月一コラムを書かせていただいているのも、こうした距離感をさらに詰められる一つのきっかけです。
このように、自分の時間をオンラインに投下するときには、特にそこにかかわる目的を明確にしています。目的が明確であればこそ、最近感じるのは、終わった直後の寂しさ。こうした寂しさが大きいのも、このオンライン利用が主になって感じるようになりました。
今後、今までは参加中心だったオンラインの場については、主催側に回っていきたいと思っています。オンラインとは少し違いますが、来月、正式にeラーニング講座の撮影をすることが決まり、その教材のつくりこみをします。それに関連して、オンラインのセミナーコンテンツ、講座コンテンツの開発が加速できそうです。きっかけがないとなかなか動かないのが私の悪い癖(笑)。地域での対面研修が少しずつ増えてきていることを言い訳にせずに、全国に活用できるセミナーコンテンツ、講座コンテンツをつくっていこうと思っています。これらを販促に活かしていくものになりそうであれば、持続化補助金を活用するのも一案ですね。企画的な、創造的なことをやっていく波がきているので、そこに向かっていこうと思います。

この本の帯にある「師」というものは、全国でかかわればオンラインでも多数いらっしゃいますね。まさに「人生我以外皆師也」ですからね!
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