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イメージの力を信じよう~アファーメーション~

7月は雨の日が多く、ここまで雨が降る日が多いのは記憶にないですね。青い空が懐かしくなってしまうくらいの日々。はやくこの雨の日々が明けてほしいと切に願うところです。

そんな雨の日続きの影響か、気持ちが落ちがちになること、ありませんか?明るい太陽を見ていないということもありますが、太陽を見ないで日々を過ごすとなればどうしても気持ちがすぐれないということがあっても、仕方ないように思います。無理に明るくしようとしても、うまくはいきません。

こういう話があります。よく「○○しないようにしよう」と、心の中で叫ぶことがあります。「失敗しないようにしよう」と念じてしまうと、「失敗」に至るのです。最初の失敗という言葉が、脳の中でインプットされてずっと残っているのです。

昨年、ある会合で締めくくりの挨拶をする機会があり、その挨拶は定型文だったので覚えなければいけないものでした。そうしますと、その締めくくりの挨拶を「間違えないようにしよう」と意識が過剰に働きました。丁寧に言い換えれば「間違えることのないようにしよう」ですよね。「間違える」がインプットされます。ずっとその挨拶を間違えないようにする、間違えないようにする、、、と念じ続けてしまうのです。すると、どうなったか。

見事に間違えて恥をかきました。叱責されることはなかったものの、とても恥ずかしくて嫌な気持ちになってしまいました。たった一文を覚えられない。その記憶がずっと頭に残っていて、恥ずかしいやら情けないやら・・・人前で話をする仕事をしている人がなんでで間違えるんだろう、という視線をいっぺんに浴びて、恥ずかしいことこのうえなかったです。

「○○しないようにする」の「○○」の部分だけを脳はインプットしているので、「○○」になってしまうのです。「緊張しない」「泣かない」「寝過ごさない」「落ちない」などなど、こうした言葉を脳にすりこんでしまってはNGですよね。

自信がない私は、こうした「○○しないようにする」という言葉に脳が支配されかけました。昔からよくうまくいかなかったことをイメージしていました。このように、昨年の一文を覚えられなかった一件以降は、「○○しないように」という呪文を唱えるのをやめました。マイナスイメージが続きますと、どうしてもその方向に進んでいき自信をさらに失います。自信がないからこそ、ちょっとした言葉の用い方を変えるだけで乗り切れるようになっていくのではないでしょうか。

イメージって大切です。先日、アファーメーションという言葉を、あるセミナーで教わりました。「なりたい自分になろう」という健全な思い込みを形にするためのイメージトレーニングです。イメージの力というのは大きくて、良いイメージのものも、悪いイメージのものもその通りになるものです。良いイメージがその通りになるという実感をあまりもてていませんでしたが、悪いイメージの「○○しないように」が実際にその通りになる経験をしたので、良いイメージをもって形にできるように描くことを心がけていこうと思っています。アファーメーションの力を信じて、ですね。

先日うかがった、夢の杜さんでつくられていた接触冷感のマスクです。就労移行・就労継続支援の事業所を利用されている皆さんが心を込めてつくられています。きっとこうした素敵なものをつくるイメージをもってつくられていることと思います!

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