自分の外側から自分自身をみてみるといい。以前、ある方に教わったことです。まるで、私自身が見えるちょっと高いところに移動してから、上から、外から、自分自身を見つめてみる。そうすることによって心身が安定する。以前、このようなことを教わったのです。
たしかに、自分の外側から自分自身をみるのには効果があります。効果というのは、私自身の心身の安定です。ついつい感情的になってカッとなってしまうことがあったときには、自分の心ばかりに目がいってしまい、どんどん怒りの感情が大きくなって、感情をコントロールできなくなってしまうのです。
自分の内側にばかり目を向けているのでそうなってしまうのです。そのときに、私が発する言葉というのは、「ああ、ムカつく!」「ああ、つらいなぁ~」「もういい加減にしてほしい!」といったように、自分のなかで抑えきれない感情がどんどん出てくるのです。そしてつらくなってしまう。脳が疲労してしまい、「もう疲れた~」「なんにもしたくない~」、というふうになってしまうのです。
自分の内側の感情ではなく、外からみた自分の感情を見つめてみませんか?外からみて、「ああ、私はこんな気持ちになっているんだね」というふうに、外から自分の感情を見つめてみると、なんだか冷静になれます。内側の気持ちばかりを脳で受けているだけではないので、冷静になれるのです。これは、NLP(神経言語プログラミング)の考え方でいれば、「ディソシエイト」といって、自分の状況の外に出て客観的に自分を観察している状態なのだそうです。自分の感情にとらわれることがなくなるので、自分自身を肯定的に受け容れられるような見方ができやすくなるようです。
私は、この、ディソシエイトの考え方を実践するようになって、自分の嫌な感情に囚われて落ち込むことがかなり減りました。いつまでも暗い気持ちになることもなく、切り替えができるようになりました。これがディソシエイトの威力だと思っています。
ディソシエイトによって、仕事の面白さもまた見えてくるようになりました。辛い気持ちや嫌な気持ちと向き合う時間が減ったことの効果ですね。むしろ、面白い気持ちは心の中でしっかりと味わってみるといいでしょう。これは、ディソシエイトに対して、NLPでは、アソシエイト(実体験)というようです。良い気持ちはしっかりと、どっぷりと浸るくらいに味わってみる。それによって、仕事の面白さから生じる感情がどんどんふりかかり、他の行動にも影響してくるのです。
ディソシエイトとアソシエイトによって、その気持ちをそれぞれ見つめてみる。そして、そこで感じた様々な感覚(五感によって味わう感覚)を楽しむといいですね。その感覚を言語化して、自分の中に響かせていけばこのブログでももっといい文章が書けるかもなぁ~(笑)。

今日も猛暑になりそうです。富士山が顔をだしてくれましたね!ありがたい!
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