台風が近づいています。空が鉛色の雲に覆われています。時折雨が降ってきます。台風が抜けるまでは空は慌ただしく変わりそうですね。

こんな天気でも、どんな状況でも、曲げないものがあります。心の奥底にある思い。根っこにある信念です。自分はこれだけは曲げない。これだけは成し遂げたい。そんな思いが心の奥底にあるのです。
富士に戻ってきて以降、まだまだ自分の中で多くの人たちに自身の存在が知られていなかったのは、おそらく、自分の思いになにかブレたものがあったのかなと思いました。嫌になってなにかを投げ出すことはありませんが、自分の中で、何を言われてもねじ曲げずにやれるものがあったのかと、ある方との話の中で自問自答しておりました。
今日、ある方と話をして、自分の信念の大切さと、その信念は何があってもブラさないでやり遂げなければならないと認識しました。
会社の理念にあるものがまさにそうです。
「人や組織、コミュニティの無限の可能性を拡げ、誰もが幸せを実感できるように、みらいにむかって自信をもって挑戦し続けられる社会を創る」
そうです。無限の可能性をもっている一個人や、組織、コミュニティにかかわる。幸せを実感できるようにするための支援をする。そうすることで、人、組織、コミュニティが、みらいに向かって自信をもって挑戦し続けられるだけの心、技(スキル)、体を創っていくためにかかわる。それが社会の発展につながる。
だからこそ、具体的には、研修やワークショップという手法を主体にしたサービス、コンサルティングサービスを通して、人、組織、コミュニティなどの顧客が成果を出していくように関わるのです。成果によって、幸せと自信がもたらされれば、私も幸せや自信になるんです。
地方、地域は、都市などに比べて衰退や減退などのキーワードで語られていますが、私はそうは思っていません。見方や考え方、在り方を変えていけば、地方や地域が生き残って持続的に長期的に発展を続けていくと考えています。都市は競争が激しく、様々なリスクと隣り合わせの場であり、最近は人の心が乱されてしまっている場面も多く見られます。私はそういう都市から離れて、大好きな静岡県富士市という故郷に戻ってきたのです。
改めて会社を設立した時の思いを文字にした理念を読んでみると、自分がこの会社を立ち上げると決意したときの思いが蘇ってきました。故郷に戻って自分の様々な知見を活かし、かかわる人たちに貢献できる実感を得られる。そう思ったときのワクワクした初心を改めて思い出しました。企業理念が、まさに自分の信念です。
「人や組織、コミュニティの無限の可能性を拡げ、誰もが幸せを実感できるように、みらいに向かって自信をもって挑戦し続けられる社会を創る」
富士みらいクリエイションの企業理念に立ち戻ることが、自分の信念に立ち戻ることでもあるので、なにか惑うことがあったらこの理念に戻ります。
この記事へのコメントはありません。