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ハラスメントを防ぐよりは、ハラスメントのない場をつくる

3月20日に発売になる書籍、「『課長、それパワハラです!』と言われないためのコミュニケーション術。」が、なんと、アマゾンのオンデマンド出版の新着本カテゴリーのランキングで3位まで上昇しました!しかも、ベスト100にも入りましたよ!様々なジャンルの本も含めての順位だけに、とても励みになりますし、うれしいです。その分、ここに書くことの責任も大きくなりますね。

さて、この本に出てくる「課長」の方々のマネジメント。これを難しくしているのは、「ハラスメント」かどうかを心配するという点です。確かにどんな言葉を言うとOKで、どんな言葉を言うとアウトなのか。これを心配する気持ちはわかります。言葉を言われた方に対して保護されるパターンが多いですからね。課長側の力が組織内では強いというのが常識的な見方だからでしょうね。

しかし、どんな言葉を言うとOKかアウトか、を議論する以前に、まずそのための土壌をつくることが必要ではないでしょうか。ハラスメントがそもそも起こり得ないような組織風土に変えていくのが遠回りのようで近道。小手先のテクニックに囚われないでやり方を考えていく必要があります。

そのために有効なのはどんなことでしょうか。最近、私が褒め言葉カード協会のセミナーに参加しているのも、まさにそのハラスメントのない土壌をつくるヒントを得たいためです。笑顔で返事が出来る。上司部下が適切なコミュニケーションをとり、お互いを「褒める、認める、感謝する」。こうした関係を組織の中に浸透させていくことが、ハラスメントのない組織にしていく取り組みの1つです。お互いに会話をして、助け合っていく。そうすると、報連相が徹底されるようになっていきます。こうした職場が、生産性や業績の向上につながっていくのでしょう。やはり、なにか雰囲気がよくて、お互いを「褒める、認める、感謝する」ことの出来る組織から物やサービスを買いたいですよね。営業スキルなどのビジネスに必要なスキルを発揮する以前の問題で、いかにお互いを理解、尊重しあっているか。こちらがスキルの発揮以上により大事です。

来週発売する私の本では、「課長、それパワハラです!」と言われないようにするために、課長が取り組んでほしいことを7つの観点からまとめています。いずれの観点も大切なのです。詳しくは書籍をお読みください!(笑)。そんなにオリジナルかつ奇をてらったようなことは書いてはいません。ある意味原理原則のようなものです。職場でマネジメントをする際の、手引書のように使っていただいてもいいと思います!

いよいよ発売も近くなってきました。楽しみです!

ミッキーマウスの祝福もありがたいです!うん?祝福ではない?(笑)

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