新刊「自信をもって仕事で結果を出す!職場で断然伝わるコミュニケーションスキル20」の発売まであと4日になりました。徐々にワクワクする気持ちが高まってきています。この後、出版に関係するインタビューが控えているので、それもまた楽しみです。
出版社、ごきげんビジネス出版の公式のnoteには、私の本の第1章が無料で読めるという試みを実施しています。そもそも、何を書いているのかと気になった方は一度ご覧になってください。「伝わらない」例を挙げて書いたのが第1章ですが、私の経験が特に色濃く出ている箇所になります。
こちらからになります。
私は、自分自身が幸せでなければ、自分自身の心が満たされていなければ、他の人たちを幸せにもできないし心を満たすこともできないものだと思っていました。でも、そこまですごい人なのかというと全く違います。仕事をしていれば、まだまだこれからも成長しなければいけないし、他の人たちからも教えられることはたくさんあります。まだまだ世間の事を知らないという気持ちにもなります。そんな自分に直面し、心身の調子を崩すこともあります。昨日は頭痛がひどくて、ほぼ仕事を休みました。そんな状態になることもあるのだと自覚しています。
人材育成や組織の成長への思い、そして、それらにかかわってきた経験は人一倍あって、思いを形にするためにも、たくさんの知恵と勇気をもって、可能性を拡げたい人たちにかかわることが欠かせないのだと思います。会社の形態をとって仕事をするようになったのも、もっと多くの人たちに対して、会社という対等の立場で、仕事で結果を出すために成長できるような機会を提供するお手伝いをしたいと考えたからなのです。会社に対してサービスを提供する、自らの知恵を提供するのだから、会社形態をとる必要があるのかなって思います。
人材育成で貢献をすることによって、様々な人たちにもたらす可能性のあるものは多いと思います。仕事で実感する喜び、社員の成長など。結局はこうした活動の積み重ねが「数字」などの結果に表れるわけです。結果が出ないと焦ってしまい、結果という一つの点しか見ていないと、働く喜びや幸せといったその結果につながる過程を見落とす、疎かにすることになってしまいます。それではなかなか結果も出ませんね。
私は、地道でもいいので一個一個積み上げていきたいと思っています。過程になるような行動を積み上げます。一つ一つの積み上げが結果になります。結果とは、私にとっての結果だけでなく、顧客の結果になりえます。場合によっては地域での結果にもなります。
ある顧客から言われたことです。「社員がメモをとるようになり、手ぶらで参加していた朝礼にもメモ用紙をもって参加するようになった」と。意識が変わったのが見えるということなのです。社長が「メモをとるように」と言い続けたというのもありますが、社長が言い続けるきっかけをつくったのは、研修があったからです。受講者に習慣にしてほしい行動を列挙してもらったときに、「メモをとる」と書いた受講者がいて、彼がそれを地道に自分のためにやる、相手のためにやると決めて行ったから出た結果です。彼自身、社長自身が、信じて行ったから出た結果ではないでしょうか。
こうした一つ一つの積み重ねが結果になるのです。結果の一点だけを見つめていれば、結果は逃げます。結果はやってきません。その結果に至るまでにどのようなことをするかにかかっています。

今回の書籍の出版によって、コミュニケーションが、いわゆる「過程」に必要なものだと認識してもらって、行動に移す人が増えてくるといいなと思います。
新刊「「自信」をもって仕事で結果を出す!職場で断然伝わるコミュニケーションスキル20」は、6月30日に発売されます。職場で大切なコミュニケーションにかかわるスキルについて、人材育成の現場で17年間実感したことに基づき、「姿勢・態度」、「言葉の伝え方」、「文章の書き方」、「職場づくりの方法」という4つの観点からまとめました。特にコミュニケーションで悩む、課題を感じるビジネスパーソンには読んでいただきたい本です。電子書籍版とオンデマンド版(ペーパーバック版)の2パターンで販売します。
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