久々に朝から出かけて異業種の方と語る時間をとりました。久々の朝活です。朝から脳に刺激を与える時間は、やっぱり楽しいですね。あまり細かなことを考えずに素のままで話せる地域の仲間は、これからも大切にしていきたいですね。いろいろと話していると、改めて気づかされる瞬間があります。

SDGsの4番、質の高い教育をみんなに、提供できるように日々知恵を絞っています。そこで、改めて考えてみました。なぜ人材育成に取り組んでいるか?
私は、「努力」と「成長」が好きなんです。なぜならば、努力して何かに真摯に取り組むと、結果が出る。その結果が出た後を振り返ってみると、ああ成長したなって、これは自分自身に限らず、今までの人生で実感した瞬間が多かったからです。
小学校のときには、計算テストと漢字テスト。クラスでも常に成績上位でした。書き取りの勉強や、計算のドリルを繰り返していくと必ず結果が出ます。
大学生のときには、アルバイトで家庭教師と塾講師をやりました。コツコツと勉強をしてくれた子は、成績を残してくれたし、自分の目標を達成できました。志望校合格などの結果が出たときには、やってきてよかったアルバイトだと実感しました。
ビジネスパーソンになってからは、OJTによる教育や研修の現場で人材育成にかかわるようになって、「今までできなかったこと、わからなかったことが、できる、わかるようになって、仕事で結果が出た」という場面を見聞きすることがとてもうれしいと思う瞬間が増えました。働き甲斐を感じました。
「行動が変化し、話し方が変わった、文書の書き方が上達した、新しい顧客開拓のためのツールを作成して活用するようになった」などの話をきいても、一人一人の行動が形になっていることがわかります。このように、人の成長に貢献して結果が出る。その点をもっともっと深く追求し、バックで企画する、運営するだけではなく、前に出てかかわる、教える、支援する、なども合わせてできるようになりたい。そんな気持ちが強くなり、人材育成やキャリア支援に時間を今後も投下していこうと思いました。
企画及び支援することは、人材育成の仕事をすすめていくうえでは原点になっています。講師として、コンサルタントとして顧客の前に立って話をする、講義する時間があっても、私自身は企画・支援型で仕事をすすめてきましたから、ちょっとだけ後ろから、横から、あるいは違う方向から味付けのお手伝いをしているようなものです。決して前に出て、「私が私が!!」みたいな存在ではないですね。講師をやり始めた当初はそういう気持ちもありましたが、結局のところ、主役はかかわる顧客先の社員ですし、経営者ですし、ビジネスパーソンであるし、と考えますと、人材育成を通して成長のための手段を企画、支援しているんだなぁって思います。
プロとして、専門家としてお金をいただいていますし、自分自身も会社を経営者ですから、人材育成を決して生半可なビジネスとしてやっているわけではありません。偉そうになんかやってやるよ、だなんて一ミリも思いません。実際のところ、「コンサルタントは偉そうで高額なお金を取ってもろくなことやらない」と言われることがものすごく嫌悪感を覚えます。私がそういうスタイルで仕事をやらないからです。
富士みらいクリエイションを設立して2年経ちましたが、気持ちが固まってきた、どこか会社に雇われていた時の甘さがなくなってきたように思います。妻もよく言います。「私たちは冗談でやっていることじゃない」と。会社経営を冗談でやっているわけではないのです。やりたくないスタイル、できないスタイルでは、研修やコンサルティングはしません。
目に見える結果がすぐに欲しい性格は変わっていません。ただ、結果が出るときというのは、そこに至るまでの過程がとても大切です。結果に至る過程でとる手段として、他の人たちにはできないことやアイデアとして思いつかないことを、知識や経験に基づいて企画し、支援し、実行する。それが自分の指向性にあっています。努力と成長が好きだからこそ、それを「ビジネスパーソンや組織」を対象に見続けて結果が出るのを実感してきたから、今の起業して取り組もうという姿があるのです。もっと欲深く、人材育成を追求し続けて、地域で、日本で結果を出せるようにしたい。
その可能性が人には、組織には、地域には秘められているからです。自分一人で出来なかったらいくらでも他の人に力を求めます。結果が出るまでの期間はさまざまですが、顧客が望む結果に向かって知恵を出していきますし、それを反映させた研修やコンサルティングサービス、あるいはそれ以外のサービスも提供していきます。
努力することで、成長し、結果が得られるもの。人材育成は私にとって今や欠かせない取り組みです。みらいを一緒につくっていきましょう!
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