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フレコン!

自分のことを話すというのは、なかなか難しい、と思ってきましたけど、他人から言われるとハッとすることってあるんですよね。

これ、最近変えた名刺です。「なにこれ?」って言われます。昨日も言われました(笑)。これは、私がやっている事業やサービス、私そのものを表す一つの言葉として面白いと思って名刺に入れてみました。

といっても、一人で考えてやったわけではありません。地元富士市の経営者仲間で、経営に係るトータルなデザインを手掛ける伊藤丈太郎さんに自分の事業について話をするなかで、このような面白いキーワードにたどりつきました。最初は全く違う見方があって、それについては正直相容れないものだったので再考していただきました。本当に他者からいろんな視点でみてもらっているんだなぁという、何か温かさのようなものを実感した瞬間でした。

職業としての研修講師やコンサルタント、といいますと、地方ではおおむね、「えらそうなやつ」「金ばかり高くぶんどって何の効果もない」「なんだかよくわからない人」などというネガティブなイメージを持たれているように感じます。「コンサル」という言葉で揶揄されるようにも聴こえてきて、正直悔しい想いもあるのは事実です。

ただ、私もまだまだお会いできて自分のことをしっかりと話せていない人も数多くあるなかで、私が偉そうにしてお金をぶんどってふんぞり返るようにするのかというと、そういうことはできないでしょう。いや、できません!(笑)。正直、怖い顔をしていると「生意気!」ってよく家族にも言われたことはあります。昔在籍していた職場でも、怖いと言われたことがあります。緊張していると、表情が逸れに出ているのか、かえってみなさん寄ってこないんですよね。それは、私自身に問題があるのはわかっていて、笑顔が少なかったこともあるのでしょう。

ただ、親しみやすさ、優しさというのも、多くの方々がおっしゃるキーワードなんです。私はおばあちゃん子で、祖母に「優しい子になるんだよ」ってよく言われて育ちました。祖母に刷り込まれた優しさが、時にはこわがりで人一倍臆病な一面をのぞかせることもありますが、他人を大切にしようという気持ちは人一倍強いです。その証拠に、私が過去にしてきた仕事のなかでもっとも成果が上がったのは、一人のお客様に複数階層の研修を丸ごと委託されたというものでした。「まず増田さんに相談しよう」とよく言われたものです。相手を大切にする気持ちが、外目からでは親しみやすさに映ったようです。

そんな自分の姿を伊藤丈太郎さんはくみ取ってくださったようで・・・それが「フレコン」なんです。

フレコンを、「フレ」「コン」に分けます。フレには、他人を「フレーフレー」とみらいの成長に向かって応援する応援団のような気持ちと、フレンドリーに接するという親しみやすさを込めています。そして、コンは「コンサルティング」。私は、コンサルティングというのは、偉そうに物事を言い放つ専門家ではなく、課題解決のサポートである思っています。課題解決を通して、一つのゴールを達成するものだと捉えています。ですので、人材育成コンサルティングというのは、組織の人材育成に関係する課題解決のサポートであると、私は考えます。

経営にかかわる人材育成の課題を解決するときに、厳しさももちろん必要になりますが、その根っこには、人や組織を応援する強い気持ちと親しみやすさが同居しています。これらがなければ、課題解決のお手伝いはできませんし、お互いに本音で話もできないでしょう。その親しみやすさは言い換えると「愛(特に「慈しむ」という意味での愛)」に起因するのです。様々なかかわりをする際に、まず心理的なハードルを越えていかなければ、物事を依頼する事に躊躇するのではないでしょうか。経営者の方々に揶揄されるような職業でもあるので、その揶揄されるような状況を乗り越えていくためにも、「フレコン」は必要なのだと私は思います。

経営者の方々が抱えている社員育成の問題や、そこから派生した社員の働き方、生き方の問題、さらには近年の経営キーワードにかかわることまで、カバーをしていくのが私の使命です。コロナ以後、あるいはコロナ禍での人材に係る課題に対してもそうです。コロナ禍においても、従来の対面型の研修やコンサルティング(少人数)から、オンライン型の研修やコンサルティングも行っています。企業理念にあるように、みらいに向かって挑戦し続ける社会づくりをこれからも推進していく所存です。

フレコンの増田、と覚えておいてくださいね!

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