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オンラインのコミュニケーション~見直してみよう!4つのポイント~

8月になって最初の2日間は土日でしたが、企画書と報告書の作成を4本済ませまして、週始めの朝はゆるりとスタートしています。今日もこの後、報告書と企画書の作成を進めることにしています。集中して作成を進めていきながら、自分のアイデアを磨いていきます。

さて、先般、「静岡新聞マイベストプロ」のコラムで、オンラインのコミュニケーションに関しての記事を書きました。オンラインでのやりとりというのは、実際に同じ場所で対面しているときとは、コミュニケーションをとる際には、いろいろと勝手が違います。それに慣れていなかったり、それを理解していないと、オンラインなんて面倒だから嫌だ、というふうに抵抗感を持ってしまう方が少なくありません。やはり同じ場所で顔を突き合わせた方がいい、となってしまい、オンラインコミュニケーションを避けてしまっていませんか?(私もホンネは同じ場所で顔を突き合わせて話をした方がいいと思っています)

コロナ禍でオンラインでのやりとりがかなり浸透してきていて、今は避けて通れないものになってきました。特に事務系、あるいは、遠隔地との会議を社員やお取引先とおこなうとなりますと必須になるといえます。今は会議ツールの使い方も必要になりますが、それよりも、オンライン特有のコミュニケーションをとるうえでの難しさを体感しているという方が多いように思います。それが影響して、ツールを使うのが嫌になる、と言う気持ちになるのかもしれません。改めて、オンラインのコミュニケーションについてどんな点が気になるか、けっこう目につく4つの観点で簡単に整理します。

1.回線接続の不具合で会話が遮断される

まずはオンラインの環境です。通信回線の接続状況が、周囲の建物や回線接続環境によりいきなり悪化してしまうことがあります。また、夏になると自然災害のリスク(台風、大雨、落雷など)もあり、それによって急に途絶えてしまうこともあります。これはかなりのストレスとなりえます。会話が遮断されたことで、どこまで話をしたのかわからなくなるというわけです。仮に途絶えなくても、「うっ・・・あっ・・えっ・・えおあ・・」みたいな感じで、相手の声がきこえていても、何を話しているか分からなくなり画面もフリーズしてしまう。この状況がディスプレイにアップで出ていると、他に聴いている人にとってもストレスになりかねません(嫌な表情をしている人も見られます)。場合によっては、無線ではなく、有線でつないで途切れるのを防止することも必要になるかもしれません。もしくは、通信プロバイダーとの契約を見直し、通信速度が一定期間担保できるようなものにするのが必要ですね。集合住宅などで自分たちだけでの対応が厳しければ、つなぐ環境を変えてやることも検討するべきでしょう。

2.表情のアップで気持ちが乱される

これは、自分自身の表情、相手の表情、両方にいえることです。自分の表情をアップで見るのが嫌だという方が一定数います(アップでなくても嫌だという人もいますよね)。表情がアップで出てくるので、表情の細かなところまで見えますし、表情の微妙な変化も着目しているとよくわかります。緊張感をはじめとして、様々な感情がいつも以上に表情に出がちになります。ただ、緊張しすぎるとかえってこれが表情に出るので、なかなか難しいところです。カメラがオフになっていると、相手にとっては顔が見えないので不安になります。だからといって、表情をじっくりと見られるということもある。まあ、後ろめたいことをしないようにして、オンラインで誠実にコミュニケーションをとるのがいいのではないでしょうか(笑)。

一方で、相手の表情に対してもいつも以上に敏感になります。顔をしかめる、笑顔になる、怖い顔をしてうなずかない、など、様々な表情が相手に十分に圧迫感を与えてしまうことになります。言葉と表情が裏腹になっているのがよくわかりますね。それによって、オンラインで話をするのが嫌になってしまうことも考えられますね。企業や団体などで行われる会議では、こうした行為がエスカレートすると、パワーハラスメントに近いものになってしまいます。「オンハラ?リモハラ?」のような言葉が出てくる世の中になるのは防ぎたいものです。

3.言葉が聴き取りにくい

音響の問題なのか、話す人の癖なのか、要因はいくつか考えられますが、話す人の言葉が聴き取りにくい場合があります。語尾がはっきりしない、早口で何を言っているのかわからない。もし話す側の方に心当たりがるとしたら修正する必要があります。口を開けてはっきりとゆっくりと話すように心がけましょう。また、周囲に人がいる場所ではマスクを着用しているでしょうから、なおさら、口をしっかりと動かして話さないと聴き取れません。表情の筋肉を緩めるためにも早口言葉練習などはお薦めしていますが、少しでも口の周辺の筋肉をほぐすようにしたうえで、話をするといいでしょう。そうすると、「言葉が聴き取りにくい」と言われることは減るかもしれませんね。

4.言葉の間(ま)に注意する

オンラインでコミュニケーションをとる場合には、どうしても相手に声が届くまでにタイムラグが生じます。ですので、話を一通り終えたときや、会話において間が生じたときには、少しだけ2~3秒ほど待ってみるといいかもしれません。オンラインではタイムラグが生じることを意識して、慌てて話をしないように心がけるといいでしょう。せっかちな人ほど、ついつい実際に同じ場所で会って話をしているのと同じ感覚でコミュニケーションをとってしまいがちになります。そうすると、複数人で同じオンライン上で話す時によく見られますが、話す人の言葉が交錯してしまいます。同じ場所で複数人で話しているときは、誰が話しているかはわかるので譲り合いなどですぐに解決しますが、複数人で会話をするときにはそれがわからなくなる場合もあります。ですので、複数人で会話をオンラインでするときには、「一言許可を得る言葉を発する」のをルール化するなどして、オンラインで複数人が会話しても円滑に進むように工夫するといいでしょう。あるいは、話を終えるときには「以上です」と一言言う、などのルールを決めておくといいですね。

他にも、オンラインでコミュニケーションをとる際には、気をつけるポイントがたくさんあります。オンラインでコミュニケーションをとるときに、どのような場にしたいのかによっても、やることや注意すべきことは変わります。また、どのような相手とのコミュニケーションになるかによっても、変わってきます。そのあたりも留意したうえで、対応するようにしましょう。

オンラインの対応が増えますと、ひきこもりがちで疲労も蓄積します。外に出て気持ちをリフレッシュするのがおすすめです。ただ、暑いので適度にしましょう。そのときに、甘いものを食べてリフレッシュするのは私がやる方法です。昨日は本当に久しぶりに、富士市内にある恵比寿屋さんのたい焼きをいただきました。高校卒業してから食べてなかったですし、新富士駅南側に移ってからはここに立ち寄ったこともなく・・・ノスタルジックな気分でいただけましたよ!

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