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「いま、この瞬間」を大事にして~創業記念日に想う~

今朝起きたときは、このようなきれいな空と富士山が広がっていました。今は激しい雷雨、少し収まってきたか・・・(笑)。天気の変化が激しくなると夏が近づいてきているのを感じます。「夏は近づく八十八夜・・・」でしたね。

Facebookに投稿したのですが、今日は創業記念日&妻の誕生日。Wでお祝いの日です。5月1日は創業以後、必ずやっていることがあります。我が家、我が社の守り神にお参りし、東京出身の妻が大好きなうなぎを食べるようにしています。

また来年も、この上うな重をありがたくいただけるようにしたいです。「いま、この瞬間」に感謝して。

「いま、この瞬間」といえば、先日から改めて読んだこの本が響きます。本では「いま、ここ」と書かれていますが、この瞬間、の方がしっくりくるのでこちらでブログでは書いてます。

アドラー心理学を一躍有名なものとした「嫌われる勇気」です。最初に読んだときは、会話形式で進む内容に違和感をもっていてすぐに売ってしまいました。ただ、改めて読み進めるととても共感できるし面白いです。

一番共感するのは、「自己受容」「他者信頼」「他者貢献」。昨年、プロフィールを見直して以降、ミッションとして「信じる」を掲げました。自分を信じることができるように他人も周りも信じる。信じることができれば道が開けると実感しました。自分を信じるというのは、「今の自分=ありのままの自分」を受け容れることです。過去の自分を否定する必要はないし、未来の自分を不安に思ってしまうのも不要。「いま、この瞬間」に気持ちを傾けてみると、今の自分をありのまま受け容れる意味もわかってきたような気がします。

そして、自分を受け容れるから、他者を信じて他者にどう貢献するかも見えてきます。アドラーのいう共同体感覚があると、きっと自分の存在が誰かの役に立っているでしょうし、それが可視化されればうれしいけど、可視化されなくてもどこか自分の存在が貢献につながっていればいいのかなと思うと、それでいいのかな、って思います。

一方で、どうしても受け容れられない人も出てきます。私にも受け容れられない人がいるのだからお互い様です。受け容れられないことに時間を投下して悪口や憎しみの言葉をならべても、心がさびしくなり、つまらなくなってしまいそうな気がします。自信がなくて自己肯定感が低かったころは、とにかく人の目が気になって、人に嫌われないようにしようと思って生きてきました。誰からも好かれたほうが、うれしいと思ったからです。

ただ、誰からも好かれるなんてありえません。独立して2年経って、おそらく私もいろんな場所で糾弾の対象になっているのだと思います。現に疎遠になった人が何人もいます。ただ、それは逆にありがたいことなのかなって思います。誰かの役に立って貢献できている一方で、立ち去っていく人もいます。実際に2年の間にかかわる人たちが変わりましたが、今のこの瞬間でもう出会う必要がないのかなって考えながら、「嫌われる勇気」を読みました。今つながっている人たちを大切にするのに心を傾けます。

「いま、この瞬間」。刹那の連続であると捉えれば、どの瞬間も大切です。一つ一つの瞬間瞬間を大切にしなければならないでしょう。評価や判断は他人がおこなうものであって、それに恐れて囚われていては自己を受容できなくなってしまいそうです。また自信喪失した人になってしまいますね。独立して2年、少しずつ人から嫌われる見放されることを恐れなくなってきました。「いま、この瞬間」を大切にしていきます。

本というのは、改めて読んでみるとわかることが多いし、以前はあまりわからなかったけど、今になってわかるというのは自分の考えに変化が出てきた証拠です。成長したと言ってもいいのかもしれません。そして、「いま、この瞬間」だからこそ、改めて読む価値があったのが「嫌われる勇気」でした。以前は読んでもきっと自己受容もできなかっただろうし、本の中に出てくる青年のように反発していたでしょう。

本も同様に、「いま、この瞬間」だから出会えるものもあるんですね。「いま、この瞬間」に気持ちをこめていきますよ。

「信じる」をミッションとしてかかげたことで、新たに行動指針を作り直します。近いうちにアップしますので、今しばらくお待ちください!

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