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身体のおかしな症状を無視しないで!リラックス!

週の始めの月曜日。私はこのブログや拙著でもよく書いていることですが、週の始めは、仕事を始めるのにどうも気持ちが乗っていかないなぁという方が多いようにも思えます。昨今はテレワークによって、「会社に行きたくない」というよりは、パソコンを立ち上げたくない、スマホを見たくないという気持ちになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この「会社に行きたくない」という自分の気持ちに目を背けたり、逆らったりする必要はありません。この気持ちをおさえこんでそのままにして仕事を続けたらどうなるのでしょうか?

よく起こりうるのは、身体症状(めまい、立ち眩み、頭痛、耳鳴りなど)があちこちに出てくるというものです。なんとなく気持ちが乗らずけだるくて仕方ない。やる気が起こらずに座り込んでしまう。パソコンやスマホをみて目がチカチカする。このように、いつもとは違う身体のおかしな状態のSOS信号を感じるように思います。ほかには、睡眠にも影響が出るかもしれません。入眠困難、早朝覚醒などが症状としては出てきますね。

これらは、いわゆる「うつ病」の兆候です。不安な気持ちが大きくなって、あちこちに症状が出てくるのです。自律神経が乱れてきて、こうした症状が出てきます。うつ病はよく「心のかぜ」「心の病気」と言われる方がいますが、それらは誤った認識です。心になにか障害が起こっているのではなく、「脳の機能障害」です。交感神経と副交感神経のバランスが崩れていて、片方の交感神経が昂った状態になっていると、ストレスを強く感じて自律神経に乱れが生じやすくなります。それが続いてひどくなってしまうと、いわゆる「うつ病」の症状が出てくるのです。

私は「うつ病」の診断は受けたことはないものの、自律神経を乱した経験は過去にありました。耳鳴り、鼻水がとまらない、下痢気味の症状、こうした症状が出ましたね。冒頭に書いた拙著では、この時の気持ちを思い出して書きました。週の始めから電車に乗って会社にいく気持ちが憂うつになり、辛くなる。こうしたことは他の方には経験してもらいたくないから書いたのです。いろんな気持ちを無理して抱え込むと、身体に悪いサインがあちこちに出てきて、それがエスカレートすると気持ちが沈み込んでしまい、最悪、自殺をしたいという気持ちに至ってしまうことだってありえるのです。そんな状態を体験してほしくないですね。

みなさんの周りで辛そうな人や無理をして仕事をしてそうな人がいたら、まずは休むことをすすめましょう。仕事に取り組む前に気持ちを落ち着かせることが必要です。交感神経ではなく、リラックスをすることで副交感神経を高めることです。自分の気持ちを和らげる術を見つけてそれに取り組むと良いでしょう。私の場合は、緑を愛でることで気持ちがリラックスできるので、緑のある景色の中に飛び込んでそれを感じてみたいですね。そういえば、事務所に落ち着く緑が少ない・・・

先日出かけた「三島スカイウォーク」の上からの緑です。あんまり下をじっと眺めるのはこわいけど、緑の中にかかるつり橋からの景色は素敵です。緑の中にいって副交感神経を高めて、リラックスする時間をとって、ストレスを時には軽くしてあげないと「うつ病発症」ということにもなりかねないですね。手遅れになってしまう前にリラックスです。

私は、うつ病にさせないためのコンソーシアムがおこなっている「うつ病にさせないためのアドバイザー」の認定をいただいております。以前経験した自律神経失調症。それを乗り越えて今があります。もしなにか身体に異変が起こったら無理せずに、リラックスしてくださいね。緑を見るなどして休んでOKですよ!

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