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心を整えて自信を取り戻す己書(おのれしょ)と出会う

心の乱れ。人間誰もが完璧ではありません。どうしても心身のバランスが崩れてしまうときがあります。やる気が出ない、なにかを考え出すと憂鬱になってしまう。こうした心の乱れと戦い続けていくのは、今後も続きそうな感じがしています。

そういうときには、心を整えるやり方をどこかで取り入れなければもたないなって思います。どうしても何かにのめりこみすぎてしまうと、心理的に圧力がかかったような感じになってしまう。自分を信じられなくなってしまいます。だから心を整えてその回復を図るのです。

心を整える方法を模索した結果、お仕事でお世話になっている方のお誘いで、「己書(おのれしょ)」にチャレンジしてみました。この己書を教えてくれる先生が、なんと小学校の時の同級生!こんな偶然も重なって楽しませていただきました。

人は、なにかに挑戦する、あるいはとりかかろうとするときというのは、どうしても怖気づいてしまうことがあります。なかなか第一歩が踏み出せなくなってしまうのです。あるいは、まだなにも起こっていないのに、どうでもいいことを考えてしまい、しかもそれが大きな心配にのしかかってしまう。それによってまったく物事が進まなくなってしまうのです。暗い気持ちばかりがどんどん先行してしまい、何もやりたくなくなってしまい、現実逃避のような状況に陥るのです。こんな状態でいいのか・・・これってきっと自分を信じることができていない状態ですよね。何をしてもうまくいかないのではないかと、不安な気持ちにさいなまれるのです。心が疲れていて、整っていない証拠です。

不安な気持ちに引っ張られると、それが知らず知らずのうちに自分を押しつぶす圧力となってのしかかってきて、どんどん自分を痛めつけていくような感覚になります。もちろん、そんなことを望んでいるわけではありません。自律神経失調症の名残もあるのかもしれませんが、心が疲れてまったくなにもしたくないし、連絡を遮断したい気持ちになってしまう瞬間が時々訪れるのです。なぜそうなるのかは、自分でもわかっていて、自信を失っていることがあるということです。

そういうときに、改めてどっぷりと自分に向き合う時間をとると、心が落ち着きます。そのときは、不安の根源になるようなことにより深く向き合ってもだめです。楽しくて面白いことをイメージしなければ、心がまったく落ち着きません。まだまだいろんな将来への不安も、どうなるわからないこともたくさんあります。そんな将来に向き合い続けるとつらくなります。だからこそ、自分を信じることをするというふうになるのですね。

自分を信じているからこそ、再び前に歩みだせる。頭で自分を信じることにエネルギーを向けてもいいのですが、これとはまた別に、己書のようなものを書いてみるといいのかもしれません。普通の字を崩しながらも、それっぽい形でまとめてみる。こうして己書と向き合ってみると、なんだか心がすっきりとしてくるのです。字を書いているときは、上手に書こうとか、きれいに書こうとか、細かいことははっきりいって何も考えていません。その字に神経を集中しています。かえってそれが心地よいのです。そして、書きあがった字をしっかりと味わうと、自分を信じる力がまたわいてくるのです。

「心」「ありがとう」

特にこの「心」という字は、まさに自分の心を表すような文字ではないかと思います。普通の「心」という字を崩して書いてはいるものの、しっかりと力強くアプローチしてみて、このような字になっています。また、丸印のような点も、字の力の強さを示すものになっています。広がり、はねる、そして点をうつなど。字を構成するものに一つ一つ向き合って見てみると、まさに自分の心を形作るものでしかないし、そうあるべきものになっていると思います。

こうした心の特徴を確認できるかのようなものが己書なのかなって、終わってからもそんな余韻を楽しんでいます。毎月1回は、己書だけに触れる時間を夫婦でとろうと決めました。文字に向き合って、楽しんで・・・そんな時間が自分の心を整えて、自信を取り戻すきっかけになってくれるのであればそれにこしたことはないですね。

ふとした偶然の出会いが、今年の自分の心を整えて、自信を使命として再び進めるきっかけになりそうです!

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