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相手を意識した伝え方のポイントその1~子どもたちへ伝える~

先日、富士市のキャリア教育支援事業の一環で、「プレゼンテーション」に関しての講話をさせていただきました。中学生一人一人が感想を書いたシートを提出してくれたのですが、もう字がびっしりで書いてあって感動しました!また、質問もたくさんあって、その質問に答えるのもとてもわくわくします。昨日は中学生たちの言葉に感動し、二度も約150名以上の感想文を読み返しました。とても励みになるので、心が折れそうになったら読み返します(笑)。

さて、このときに私が伝えたことは、日々の人材育成においても欠かせない話でした。特に「相手」を意識した伝え方、ということについては、私がこれまで様々な場面で強調してきたことです。今回から、相手を意識して伝えること、について、様々な相手に応じた伝え方のポイントをまとめてみようと思います。

今回は、中学生への話がきっかけになったので、子どもたちに対しての伝え方で工夫していることです。

根っこにあるのは、難しい言葉を分かりやすく言い換えて伝えるこということです。特に子どもたちが相手の場合には、彼らの理解度、置かれている環境などに応じて、彼らがイメージしやすい場面を想い起こさせながら言い換えて伝えています。

たとえば、コンサルタントという仕事をどう伝えるか?実際に今回の中学生たちとの講話の場面でも多くありましたが、なかなか子どもたちには伝わりづらい仕事だと思っています。今回のキャリア教育の場面でも、コンサルタントという言葉を説明するのにいろいろと考えました。そこで、このようにしたのです。

「会社をやっている人たちにも、みんなと同じように課題がある。特に、会社員の人たち、特に社長さんにとっては、社長さんの言うことをきいて仕事をくれないと、会社はもうからないんです。

これって、学校だって同じようなことがあると思うんだよね。たとえばさ、学級委員さんは、クラスのみんなが言うこときいてくれないと困るでしょ?だから『何とかしなきゃ』って思う。その『何とかしなきゃ』っていうのがいわゆる課題なんです。それで、その課題を社長さんたちと一緒になって解決するための専門家。まあいってみれば会社をやっている人たちを助ける仕事です。これがコンサルタントなんです。」

で、ここまで一通り話したら、ポイントをメモしてもらうようにします。

ちょっとまわりくどい説明かもしれませんが、いかに相手の目線に降りるか?そして、いかに相手の世界で話をするか、が問われているのではないでしょうか。中学生の子どもたちにとってイメージしやすいのが学級。その学級を会社にたとえて言いかえているようにしたのです。

まず、一つめのポイントは、徹底的に相手の目線で必要に応じて言い換えて話をすることです。だから自然と言葉をどんどん言い換えていくことになるのです。言い換えをたくさん用いる場合もあれば、比喩やたとえ話を用いることもあります。比喩やたとえ話を用いるためには、それだけの知識も当然必要になります。読書量や様々な人たちと触れている経験が、ここで生きるのです。

そしてもう一つのポイントは、「?」です。相手の目線で話をするときに、相手に確認をとっていきます。そのときに、「だよね?」「ですよね?」という、確認を意図した質問を何度も入れるようにしているのです。これは、相手に「そうそう!」「はい!」「YES!」と言ってもらうための方法です。お互いの間にある壁を取っ払うためには、この「そうそう!」「はい!」のような、お互いに同じであるという言葉の取り交しが必要になるのです。こうした「?」を何度も交えていくと、相手もまたどんどんひきこまれていくのです。

特に子どもたちへ伝える場面では、この確認を意図した質問を多く入れるようにしています。短い文章を意識してテンポよく話して、「?」を多く用いるのです。こうして、相手が伝える側から関心が離れていかないようにすることを継続していくのが、相手に伝わるためにも欠かせませんね。

子どもたちに対して伝えるときには、とにかく徹底的に彼らの目線と同じ高さで伝えることです。今回は中学生でしたが、もっと小さいお子さんになるとまたさらに言葉の遣い方も変わってきます。そして、何度も確認のための質問を繰り返して、彼らを置き去りにしないことです。こうやって子どもたちとの壁をなくしていくことが必要になりますね。

相手に応じて話の伝え方を変えていこうと考えるのは、実は面白いですし、脳をかなり刺激してくれるなぁって思います。こうした伝え方の工夫を、引き続きこのブログで書いていこうと思います。

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