昨年の11月。私は富士で数人の方々にご参加いただきセミナーをやりました。10月に開催したセミナー、「サードプレイス・ラボin FUJI」のダイジェスト版でしたね。そのときは、上記画像の第4項目めにあるように「自信」という言葉を用いていました。会社員時代に苦難にぶちあたったときに、富士山や柿田川の景色を見て心が穏やかになる経験をして、そしてそれを乗り越えて、自信がついた経験。こうした経験を振り返ってみると、今まさに、「信じるを使命にして活動していく」という想いが出てくるのも当然なんでしょうね。

一方で、昨年の秋を中心に、このころに繋がったご縁が今も生きています。地元にて、様々な場に私をご紹介をいただいて、そこから新しい活躍の場を築けているのも、特に経営者や市民の方々のご縁が大きいと思っています。富士商工会議所青年部（ＹＥＧ）、中小企業家同友会、そして市民の方々に向けて開催しているワークショップや、地元の富士・富士宮地区の中小企業の方々への人材育成に関わるお手伝い。こうした場面で新しいご縁をいただきました。このブログでも詳しく紹介していない方々からも新たなご縁もいただいており、もう感謝の気持ちでいっぱいです。

こうしたご縁をいただき、自身の力を発揮するチャンスを与えてくださった方々に巡り合えたことは、私にとっての自信になり、更に質の高いサービスを提供できる自信がつきました。

そして、今度はもらってばかりではなく、逆にプレゼントするチャンスがやってきたようなタイミングかもしれないと思っています。そのチャンスを形にするために、日々様々な成長のための取組み、様々な新しい仕事、サービスへの挑戦、これを続けています。おかげで日々いろんな経験ができてうれしくなります(笑)。まさに10年先への自分自身、弊社の成長、そして地域の成長に向けてどんどん積み上げていきたいと思っています。

こうした思いになったのは、ある先輩経営者の方の言葉でした。

「自分の想いがあるのなら、やりたいと思うのなら、その時にはやったほうがいい。そのチャンスを逃したら、後になればなるほどつかめなくなる」

たしかにそうです。決して勢いで書いているわけではありません。自分を信じて自分の想いに素直になり、周りの人たちを信じられるかどうかが私にとっての大きな課題でもあり、大事にしている事でもあります。たくさんの人たちがいる場であれば、どうしてもいろんな考えのある人たちがいて当然。しかし、そのいろんな考えに対して恐れていては何も前に進みません。自分の想いを隠したままであれば、誰にもそれは伝わらない。また、この先、自分の力を発揮できる場所を自分で狭めてしまうこともなり、地域への貢献も難しくなってしまうだろうと思います。

自分が思っていることに対して、リスクばかりを考えるのではなく、失敗を怖がらずに、堂々とやっていればきっと周りに人が集まってくる。そう、やっぱり大切なのは想いなんですよね。

以前、東京にいた頃のことです。2年前から3年前にかけて、大前研一氏の立ち上げた社会起業家養成塾のＮＰＯ法人一新塾に通い、1年間の期間を経て、新潟・湯沢と、さいたま市にいる同志とともにプロジェクトに臨み、卒塾しました。第41期の卒塾生です。

そのときは、まさに同志とともに3人でフィールドワークをやったり、夜遅くまで議論を重ねて、時には白熱しすぎたこともありました。そのときに体で覚えたリーダーシップ、フォロワーシップの考え方が頭をよぎります。自分がリーダーとなれば、フォロワー2人とともに進めていって、自分たちの想いを形にしていく。一方で、フォロワーとなれば、リーダーを支え、リーダーが自分の想いを実現できるように知恵と勇気をもって取り組んでいく。こうした活動をやってきたことを思い出しました。当時はフォロワーとしてリーダーを支えることができ、様々な学びを得た1年でした。

経営者として立ち上がった昨年は、まったく心に余裕がなく、様々な繋がりを求めるのに躍起になっていました。自分が何をやっているのかも満足に答えられない。そのことで、傷ついたこともあったし、すごく苦しい状況になったこともありました。ただ、一方でその時期を乗り越えて、つながりからご縁を引き寄せて、自分の力を発揮することもできました。今年になって、富士、富士宮、静岡、沼津と、企業研修やセミナー、コンサルティングなどで活動できたことで、自分に自信がでてきました。そして、更に自分の力を地域に還元しようという気持ちも固まってきました。社員一人一人に寄り添って、一人一人が活躍できるように居場所をつくれるような人材育成。その根本がようやく見えてきたと思っています。

この考え方を応用していけば、様々な場に同じように活動できるための指針ができるのです。ですので、タイミングは逃してはいけませんね。想いがあるのなら飛び込めばいい。自分と周りを信じて挑戦すればいい。この1週間は、そんな気持ちになった1週間でした。先輩経営者の方々を信じて、自分を信じて、更にこの先は羽ばたく。そんな意思も固まってきています。

信じれば次の未来も見えてきますね、ほんと。この土日も、稼働してさらに自分の力を発揮できるように準備をします。