静岡県は予想とは異なり、台風が接近しなくなって概ね落ち着いたお天気になりました。東部の富士市は曇り空ですが、大雨が降る気配はないお天気です。秋らしい朝晩の陽気で、だいぶ過ごしやすくなりそうですね、これから。
さて、「信じる」ことを使命にして活動すると改めて決意して、かつてのいろんな出来事を改めて振り返っています。きっと、信じることが自然にできたときというのが、物事が自分の思い通りにいったときです。その一つが、人生の節目で果たした転職です。転職の中でも特に3度目の転職が印象的でした。この時の転職は、自分を信じて、相手を信じて話をすることができました。ポイントとなったのは、自分の置かれた状況を素直に話せたということです。
自分の置かれた状況を素直に話すのは、内容によっては勇気が要ります。なぜならば、相手からしたら良く見えることばかりではないからです。むしろ、敬遠されてしまうかもしれないと思われるようなことだってあります。だからなかなか周りには言えない、発信できないということになるわけですね。
3度目の転職の時というのは、まさにそうでした。私は当時休職していて、その原因が、なかなか他人には言えないような精神面での苦しみを抱えていたときだったからです。直近で働いていた職場を、自律神経失調症で休職していて、その状況から抜け出すためにも環境を変えてやろう。そんな気持ちになって転職活動をしてきました。このことが、相手(応募先企業)にどう見えるかを不安になっているとその不安は現実になります。実際に、約30の会社で面接や書類選考で落ちていてこれらの会社に対しては、自律神経失調症のことを隠していました。言いたくない、言ったら失敗する。そんなリスクを抱えていたからです。自分の知られたくないという気持ちが表情や態度にも出ていたんでしょう。きっと。
そうではなく、自分の良いところもあまり言いたくないところもさらけ出して素直に話す。素直に自分の置かれている状況を話せたのは、きっと、自分の事を信じられたからですね。もっといえば、自分の事を信じられたから、相手を信じて自分の事を話す気持ちになれたからです。相手を信じる気持ちがあれば、自分のあまり他人には言いたくないような、後ろめたい部分も受け容れてもらえる。だから、自分の置かれた状況を素直に話せばいいのです。素直に伝えればいいのです。
くしくも、昨日、富士商工会議所青年部(YEG)の例会で、社会保険労務士の井上幹世さんが印象的なことを話されていました。自己開示が大切であるということです。そう、自己開示なのです。自分のことを包み隠さずに素直に話す。それによって、周りに状況が知られるところにはなりますが、応援してくれる人が出てくるものなのです。自分のことを隠さずに素直に発信していけば、決して大人数ではないかもしれないけど、心の深いところでつながる仲間がやってきてくれるはずなのです。その自己開示に対しては、共感する人たちというのは少ないかもしれないかもしれないけど、その共感の深さはかなり深いものになるはず。その人の生きてきた道に共感をするのですから、深いところでつながって当然です。
相手の方とのつながりを持ちたいということであれば、その相手のことを信じて自分のことをまず素直に伝えることです。そうすれば、伝わる人には伝わるものです。「伝わるように伝える」ことを私は強調していますが、自分のことを話す時には、想いを隠さずに素直に伝えれば伝わるのかもしれませんね。わかってくれる人はわかってくれるはずです。そう信じていきましょう。相手を信じて伝えれば伝わります。成し遂げられるものは成し遂げられるものです。

物を買ってもらうときもそうですよね。相手に素直にこれがいいと訴えれば、きっとその想いが通じる人には通じるものです。このアーモンドを売っていた方は、とてもこの商品への想いが強いなって感じました。この画像の商品ではなく殻付きのアーモンドを試食で販売されていましたが、こちらもお薦めということでお話してくれました。とあるおみやげ物屋さんで買ったものですが、周囲には同じような物を販売されているお店はなくて、想いの詰まったアーモンドだなって思いました。想いを話してくれて、発信してくれて、それに共感できると行動に移る。素直に隠すことなく良いものだと思えれば買います。これは買って良かったです。
自己開示、素直に話す。相手に伝わるようにするためには欠かせないですね。
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