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守るべきは守り、変えるものは変える~先輩経営者とともに~

先日紹介いたしましたが、静岡キャリア形成サポートセンターの事業に関連し、沼津と富士でセミナーの講師を担当する事になりました。なんと、HR(ヒューマンリソース)系のサイトでも掲載されているようです。キャリアコンサルティングについて、しっかりと伝えるチャンスをいただいたので、精一杯やりたいと思います。キャリア相談に乗るのもいいですが、こうした仕組みの導入を通して多くの社員の方々のやりがいを発見できるようなお手伝いができればと思います。こうしたやりがいの発見できた社員が活躍すれば、企業の業績も向上します!

さて、金曜日の夜の話ですが、静岡県中小企業家同友会のイントロセミナーに参加し、先輩経営者の方々の経営について学びました。今回は、紙の卸業をされている静岡市の三協紙業株式会社の松下社長のお話で、時代の変遷に応じて新たな取り組みをされてきたことが中心になっていました。紙を楽しめる専門店も静岡市内にOPENされています。また、経営指針書を作成して、より経営の基盤を固める取り組みをされていたもお話されていました。

こうしたお話を踏まえて、数人の先輩経営者の方々とお話をしたのは、「未来に向けて守るべきものは守り、変えるべきものは変える」というテーマでした。グループディスカッションのテーマではあったのですが、先輩経営者の方々のお話を伺い、ほぼ共通の認識を持てたことが嬉しかったです。

守るべきもの。要は未来に向かっても変えないというのは、まさに理念。創業年数が100年近くに達しようとも、私のように創業1年半でも、守るべきものは根本となる理念。どんな思いで会社を立ち上げて事業を運営しているか。この理念が根本にあって様々な取り組みがされるということでした。ちなみに、私たちの会社の企業理念は、

「人や組織、コミュニティの無限の可能性を拡げ、誰もが幸せを実感できるように、みらいに向かって自信をもって挑戦し続けられる社会を創る」

私は、この理念は守り続けます。コロナ禍であっても、可能性が誰にだってあるからこそ、すべての会社が大崩れするわけではありません。そして、こうした世の中だからこそ、人の幸せ(働くことへの面白さ、楽しみ)が欠かせないものであり、その幸せのために自信をもって挑戦し続ける姿勢は崩さずに行きます。人を信じることができるからこそできるものなので、そういう人たちとのめぐり逢いをこれからも大切にします。

そして、変えていくのは、戦略や戦術。コロナ禍で戦い方を変えていかなければ生き残れない。様々な工夫を通して経営を続けていかなければ生き残れないですよね。コロナ禍よりも以前、かつては、様々な世の中の変化がありました。リーマンショック、震災などなど、様々な世の中の変化を踏まえて変えていかなければいけないことは数多くあったわけです。新しい商品の販売(感染症対策を踏まえたもの)、非接触型のサービスの提供などなど、その他にも、世の中の大きな変化を踏まえてとる戦い方は変わるでしょう。

また、商材の提供のみならず、「やり方」を変えていくというのも必要になるでしょう。様々な「やり方」を変えて、より社員の絆を強くすることや、理念に沿ったかたちでコロナ禍でとっていく戦略や戦術を変えていく。「変化に対応できるものが生き残る」といわれていますが、まさに今はその時期。改めて同友会会員の先輩経営者の方々も同じように考えて知恵を絞られているのがよくわかりました。

残暑がまだまだ厳しい夏、この暑さもそう長くは続かないでしょう。夏が終わり、秋に向けて、来年に向けて、そして数年後に向けて、しばらく続くコロナ禍で私たちにも様々な変化が求められます。今、少しずつサービス提供内容を変えていくことや、やり方を変えていくことに挑んでいます。首都圏や関西圏に行っている増田、のイメージを脱却していきたい。より地域の中小企業の方々に「人材育成」という切り口でお手伝いできることをやっていきます。そのための事例収集やスキルアップは欠かせません。誰に人材育成について相談すればいいか、話をすればいいか。特に富士・富士宮を中心に、静岡県東部で迷っているという方に気づいてもらえるように、できることをやっていきます。冒頭の画像のキャリアコンサルティングもまさにその一つなのです。

守るべきものは守り、変えるべきものは変える。多くの経営者の方々がそうであるように、私も経営者として守るべき理念を大切に守りながら、サービス提供のスタイルや中心となる活動領域などを徐々に変えながら、コロナ禍からコロナ明けのみらいに向かって挑戦し続けていきます!

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