令和元年の最初の一か月もまもなく終わりますね。私にとっては初めての会社経営の1か月。まだまだ投資にかけるものが多いのですが、これからこれからと思って進んでおります。
地域に溶け込んで自分のやれることをやって、地域の人たちのために貢献できることをしていきたい。そんな思いもありますし、実際に、私が立ち上げた富士みらいクリエイションでも、地域の生活・教育支援を事業として掲げています。ですので、生活・教育と、幅の広い分野ではありますが、幅広い中でやれることをやっていきたいです。
その一つのきっかけとして、富士・富士宮地域で開催されるゼミ形式の講座で講師としてかかわらせていただくこととなりました。主体はわかものですが、わかものとともに汗をかく覚悟で取り組みます。
私は、前回、富士山わかもの会議さんでファシリテーターをさせていただいた際に(その時のブログ記事)、地域にとってのコミュニケーションの場づくりがもっと必要だという認識をもちました。様々なところで話し合いを進めていくためのやり方を、若いうちから身につけていくことで、膠着化する話し合いの場を円滑にする。その取り組みが、ダラダラと時間を浪費することのない場をつくるきっかけになるのでは?そのようなことを考えて取り組んでいきます。こうした考え方をわかもの主体で開催するイベントの中に組み込んだ内容で、私も関わらせていただいて、スタートすることとなりました。

ファシリテーターは、富士・富士宮を中心に活動するわかものの団体「富士山わかもの会議」の元代表、小泉卓登さん。小泉さんといえば・・・

この画像ご存知ですか?過去には、岳南地域のわかものの団体「富士山わかもの会議」の代表として、静岡県内のテレビ局からその活動について取材を受けたことがあり、一躍有名になった、今や岳南地域のわかもの世代の顔です。彼が今回のゼミのファシリテーションを担います。そして、そのような存在感のある彼と、その仲間として活動してきた仲間たちである、富士山わかもの会議の方々が中心になって展開されるゼミです。そのゼミに私が講師としてかかわりを持たせていただくことになったのです。
テーマは、「ファシリテーション」。「なんだいそりゃー?」という声が地元の方々から聞こえてきそうです。いわゆる場のつくり方、進め方のことで、「促進」とも言われます。促進、といってもなんだかわかりにくいのですが、なにか話し合いの場がまとまらない、話があっちこっちに脱線して前に進まない、そんなときに知っておくといいというものだと思ってください。話し合いの場をまとめたり収束するためのやり方を理解し身につけましょう、というものです。井戸端会議のように、他愛のない話を延々とし続けてもいいのですが、いずれは時間が経って終わりにしなきゃいけないわけです。そのときにも使えそうなもの、それが今回のゼミで取り上げる「ファシリテーション」なのです。言葉自体は難しいけど、難しく考えることはありません。
議論好きな人は要注意。ちょっと話を盛り上げすぎる人も注意。時間通りに会議を終わらせられない人も注意。こんな方々のためにもあるようなものですね。みんなで話をする、話し合いをするときに使えそうなものです。いろんな場で使える「ファシリテーション」です。
まちづくりセンターや、団地の寄合などで会議や話し合いをするときに、「あ、わかものたちが話していたことをやってみるか」という気づきをもっていただき、実際に使っていただけるとうれしいです。
今回はわかものが主役の場ですが、決してミドルシニア層の市民は関係ないかというと、そんなことはありません。だいたい、私がミドルですから(笑)。彼らの親に近い世代です。わかものだけでなく、ミドルシニア層の市民の知恵も重要なのです。わかものに煙たがられてしまうお節介焼きにならないようにするためにはどうしようか、なんて考えてくださっている人にも有効です。あるときはわかものに任せて、あるときは介入する。具体的にどんなかかわりをすればいいのか?いろんな切り口で、ゼミ形式で学ぶ過程で、そんなかかわり方を知ってもらえるといいですね。

全6回のスケジュールです。さて、私はどこで登場するのでしょうか・・・ワークショップデザイナーでもありますので、ちょっと楽しい仕掛けもご用意します!とっても楽しみなゼミ形式の講座。岳南地域のわかもの、ミドルシニア層の方、みんなで一緒に集まってコミュニケーションの場をつくっていきましょう!
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