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定期的なスキルの見直し~ファシリテーションについて学ぶ~

今日からお盆の連休スタートですね。18日までのお休み、という方も多そうですね。お盆でよくみられるニュースが放映されていますね。渋滞のことや、どこに旅行にいくか、帰省して何をするかを子どもにきくなど、よく見られるニュースの光景が今日も広がっていました。

さて、お盆の前のお休みの初日。富士市民の一部が集まるイベント、「富士青春市民オフラインミーティング」に参加してきました。富士青春市民自体は2600人ほどいるそうですね。様々な分野でなにか自分の「いただき」に向かって、一歩踏み出している人たちを富士青春市民といいます。私自身も実は富士青春市民なんですよ。詳しくはこちらのホームページをごらんくださいね!

今日の会場は、吉原商業、じゃないですね。今は富士市立高校です。

立派な校舎の中にある「ピアルーム」。ここでは様々なミーティングなどが開催できそうな設備がそろっています。ここで今日はファシリテーションを学びました。約40名の参加者は、あちこちでファシリテーションを学んでいるような市民の方々多かったように思います。市民活動や社会貢献的な活動に力を入れている方々とともに、地元の若者主体でつくられた街づくり団体「F-design」の方々も多く参加しておりました。

私は、ファシリテーション自体は、もう何度も学んでおります。日本ファシリテーション協会にも属したこともあります。ビジネスの場などを中心にファシリテーションのスキルを使って行ってきたのが、私の行う研修です。ただ、自分にとってファシリテーションをするうえでまだまだできていないところがあって、今日の学びはこのできていない部分を把握し、見直しを行う良い機会になりました。

私の場合、企業の研修講師やコンサルタントとしての仕事が多いので、途中からどうしてもなにか行動を起こさせるために働きかけてしまうこと多くなります。ですので、時々有効な質問を投げかけずに進めてしまうことがあって、そこは反省すべきところだと感じました。まだまだ問いを立てていく力は、伸ばす必要があると実感しました。「○○という発言があったが、どう思うか?」「○○についてもっと詳しくきかせていただけないですか?」など、様々な答えを生み出していくために問いを投げかけていく練習を積み重ねなければならないですね。

そして、話し合ってもらうお題を提起する場合、「○○について」では大雑把すぎますよね。意見を出す際には拡散は必要ですが、際限のない拡散になってしまうのが非常に恐ろしいですよね。なんでもいい、という状況にはならないようにしなければいけないでしょう。話し合ってもらうお題を決める場合には、「問いかけの形が有効」ということです。確かに、質問形ですと、何について話をするかがはっきりします。目的に向かって話を進めていくためには、それに近づく質問が有効なのです。

こうした技法は、無意識のうちに使ったり使わなかったりというのが、今までのワークショップ型の研修の講師としての私の進め方でした。ただ、使ったり使わなかったりでは、継続していないので定着しませんよね。そうではなく、継続して使えるような自分の型をつくることが必要なのです。質問をベースに進める方法など、ファシリテーションには、一つの大きな型があるように思います。こうした型を徹底的に実践して最終的な解決策も参加者に決めてもらう。それがファシリテーターの役割ですね。

私はファシリテーターは職業ではなく、ファシリテーションという技法をつかっている研修講師・コンサルタント、ということになります。なぜならば、最終的に決めるのは参加者という場合はありますが、解決策を提示して一緒に話をしながら参加者と決めていきますので、やはり研修講師・コンサルタントなんだと思います。ただ、自身の仕事に採り入れられそうな、目的やゴールの決定、話し合いのプロセス、問いを出すなどを一つの考え方に基づいて進められたことはよかったと思っています。

ファシリテーション自体は、もう何度も知識として習得を図る機会は経験しております。あとは、実践の積み重ねによって自分なりの型が出来ればベストですね。その実践の場に合わせてどうやって使っていくのか。会議のやり方、ということで学びを積み重ねる機会も増えていますので、私も、18日の「まちの会議のやり方実践ゼミ」で引き続きより「実践的」「わかりやすさ」を目指して、市民の皆様に伝えていきます。

富士青春市民も募集中だそうですよ!!

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