昨年春に独立してからは、完全に仕事を丸一日休むことはここまで通算5日程度でしょうか。外に出ない、セミナーをやらない日も、企画業務や執筆、相談、経営に係ることなど、様々なことをやっていて完全には休みません。役員である妻とも、夜中に会議する日もこれまでありました。
そんな状況ですから、どこかでしっかり休んで次に向かうようにしなければ心身の健康を害してしまいます。また、猛暑のような日々は体力も奪われ、それに伴って思考力を欠如します。今日は予定がたまたまキャンセルになったこともあり、午前中はしっかりとお休みして、午後から企画業務中心に稼働していこうと思います。
さて、みなさんは目標を立てて日々行動していますか?企業の経営者であれば、数値目標を立てて経営をしますよね。そのことだけを言いたいのではありません。経営者だけでなく、従業員であっても、仕事をするうえでは日々目標を立てて取り組んでいるはずです。一見惰性でやっているように見えても、流れ作業のように見えても、目標をなにかたてて取り組んでいることでしょう。
では、目標というのはそもそも何を指すのでしょうか?たしかに具体的な目標であればそのイメージがつきますよね。「○○という仕事を一つ完了させる」「○○の企画書を1本仕上げる」「○○を何個売り上げる」など、なにか具体的なわかりやすく、誰もがイメージできるような目標をもって仕事には取り組むといいですね。これは、なにかの研修やセミナーのように、「目標強く意識して紙に書いて貼りだしましょう!」と言うつもりはありません。たしかに、まわりの人たちに対して掲げた目標を宣言できればベストです。それによって、支援をする人たちが現れる可能性だってありますから。
しかし、周りに目標を立てたことを宣言したことによって、自分自身に精神的な負担になってしまうことがあります。精神的に負担になってしまうくらいなら、周りに目標を立てたことを宣言する必要はありません。宣言したことによって、自分の行動が萎縮してしまうくらいなら、まったくもって無理をする必要などないのです。目標を公言したことがかえって自分を苦しめる位なら、公言せずにいきましょう。
ただ、自分でなにか目標を立てることはやり続けていきましょう。その目標を立てて取り組み続けるこそ、自分自身がどこに向かっていくのかがわかりますからね。そのときに、何かの自分にとっての大きな到達点を思い描くことです。世界的な有名なビジネス書7つの習慣の中には、「終わりを思い描くことから始める」とあります。自分にとっての大きな到達点というのは、言葉で言い換えると、「夢」や「ビジョン」といったものになりますね。夢やビジョンをかなえた後の世界と、そこにいる自分自身を思い描くようにすると、その終わりに向かう活動がより躍動してできるのではないでしょうか。
どんな目標でもいいからまず立てましょう。そして、それが達成できなかったからといって、自分自身を責めないのも大切です。仮に達成できなくても、それでなにもかもが終わってしまうのではありません。達成できなかったときには、その状況を内省し、そこから気づいたことを次に目標を立てるときに活かしていけばいいのです。「次に目標を立てたらそれは達成しよう」という気持ちをもって、今回が仮にうまくいかなかったとしても次に生かせばいいのです。大切なことは、目標を達成できなかった自分自身を責めないことです。自分を責めても自分の気持ちが辛くなるだけです。誰かを責めても目標がまた戻ってくるわけではありません。目標を立てて、その達成の可否を冷静に振り返って次につなげる。なかなか目標が達成できなくて「次につなげる」と何度でも言い続けていいのです。目標を達成しようという行動を続けていれば、達成できるようになります。
子どものころの経験を思い出してみましょう。補助輪なしで自転車に乗れたときのこと。何度も転んだり親に叱咤激励されたりしながらもようやくできるようになった、という経験です。また、足し算、引き算などの計算ができるようになったのも、繰り返し日々目標を立てて取り組んでやってきたからこそ、どこかのタイミングでスラスラとできるようになったのではないでしょうか。
ビジネスにおいてもそうです。プレゼンテーションは、私は今でも緊張しますが、それでも、何度も練習し、何度も講師をさせてもらうことで、どんどん相手に伝えるプレゼンから、伝わるプレゼンにするポイントが見えてくるのです。これは、私自身が「相手に伝わるプレゼンをすることで、相手が何かの行動に移る」ということを目標にしてプレゼンをするからです。そして、プレゼンそのものに関してとりあげた1日の新入社員対象の研修を、この春には担当させていただきました。その研修の事後アンケートにおいて、受講者の満足度が5段階で5を全員がつけるくらいの評価をいただくような研修をやり遂げることができました。研修に対しての評価は、自己満足に過ぎないかもしれません。ただ、私にとっては、一つの目標を達成できたということで自信がつきます。こうして、さらに自分の活動の幅、研修の幅をひろげることができるわけです。
「目標を立てる、達成する」ということからいろいろと展開しましたが、とにかくまずは日々なにかの目標を立てることから始めましょう。それが仮に一回で達成できなくても自分を責めないで、次の目標を達成するためにはどうするかを内省し、次の目標を立ててその達成に向けて行動する。この繰り返しのプロセスがやがて大きな目標を達成し、自分自身の成長につながりますよ。大きな目標に向かって進んでいくのであればなおさらです。とにかく一歩一歩です。

こちらの画像の富士山型フェイスシールドも、販売開始してお買い上げいただく方が少しずつ出てきました。とってもありがたいことです!!そもそもネットショップを自社サイトで立ち上げて本格的に稼働するのは、富士みらいクリエイションにとっては初めての経験。日々目標をもって経営をやってきたからこそ挑戦できることです。
よかったら、弊社のサイトからお買い求めください!限定販売。しかも今回は送料は私どもで負担します!チャンス!!
ネットショップはこちらです!
この記事へのコメントはありません。