9月に入って以降、様々な業務の依頼をいただき、少しこちらの更新が滞っています。一日一日がとても濃いのです(笑)。秋バテ気味なので気をつけないといけませんね(今日、ラジオで秋バテという言葉が使われてましたので)。
さて、今週は同じ経営者の方々とお話をする機会が多く、私もとても学びが深いです。もちろん、人材育成コンサルタントとして、組織内の人間関係改善や、営業組織の強化等を通して、成果につなげるために研修やコンサルティングを行っていきます。ただ、同時に私自身も会社経営者であり、経営の質を高めていかなければいけません。
私は、経営や営業において大切なのは、当然のことながら「人」だと思っています。人の質が大切、という点を特に強く感じています。一人一人に向き合って、人の質を高めていくような経営をしていかなければ、いくらお金があっても、いくら製品が素晴らしくてもだめなのではないかと思います。また、仕組みを整えて仕事をやりやすくしたとしても、それぞれの人材の質を高めなければ、その仕組みもうまく回らないでしょう。
最近は、1on1ミーティングが流行っていますが、至極当然のことなのではないかと思います。そもそも社員一人一人に向き合って、人材カルテのようなものを作成して、一人一人の能力、スキルとともに、動機づけされるポイントや強みなど、一人一人を細かくプロファイルしていくくらいのつもりで、人材の質を高めるための準備は必要だと思います。
手間がかかることですから、大企業でこれをやるとなれば、HRに関するシステムを導入するのが効率的です。ただ、私は大企業の人材よりも、中堅中小企業の人材の質をいかに高めるかが必要であると思っています。特に地域で成長をし続けたい中堅中小企業の人材の質を高めることで、経営者の右腕になれるような人材がどんどん育てる仕組みが必要です。
経営者の家系で次の経営者に目されている方もそうですが、そういった家系ではなくても、経営を支える幹部の方々や、若手のリーダー、新入社員も含めて、人材の質を高める仕組みをつくりだしていかなければなりません。いったい誰が経営者の右腕になれるかは、その組織での人材育成の仕組み化にかかっているわけですからね。
どんな人材を各組織で育てていきたいか?そのためには、各社員と向き合って、能力、スキル、それ以外の様々な社員の特徴を整理しておくといいでしょう。整理するための切り口がなにか、そのあたりは各組織でも異なる可能性もあります。しっかりと組織内で議論して人材の育成に取り組んでほしいですね。同時に、私も経営者としてすぐに社員を雇用するわけではありませんが、会社を経営していく際に必要な考え方としておさえていきます。

これから移動です。明日から2日間は研修講師の仕事をしてまいります!
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