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パワハラが起こらないような空気をつくろう!

昨日は雨が降るというので身構えていたのですが、結局雨は降らず。ただ、夜中の間に降ったらしく、今日は暑くなっていい天気になるということです。しかし、朝、今の時点でしぐれていて本当に晴れるのか?天気とは気まぐれです。

さて、昨日はパワハラに対して事業主側が措置を定めるのが義務化されるという記事を書きました。私自身は、パワハラに対して敏感で、ハラスメント関連の研修や著書の執筆をしています。著書は電子書籍で書いたものがありますので、ご参考までに。どちらかというと、パワハラを予防するための本です。

では、私がなぜパワハラに対してこれほどまでに関心を寄せているかです。過去にパワハラ防止の研修を在籍していた会社で担当したのがきっかけでした。そのときは、パワハラについての啓蒙をする側でしたので、調べていくうちに関心が出てきたという程度のものでした。まさか、今の自分の担当研修のラインナップに加えているとは、想像もしていなかったのですが・・・

パワハラ的な言動などによって、周りが不幸になる様子を見てきたことが大きいかもしれません。とりわけ営業関連の部署には、パワハラ的な言動をするような人たちが上位層になっている傾向が見られます。声が大きくて威圧的な人、結果さえよければ何でも構わないという人、部下の話を傾聴しない人・・・イメージではこうなのですが、イメージ通りという組織が多く見られます。

そして、部下の話を聴かない。部下が何をどのようにしているかを確認し、それに対して「とにかくやれ!なんでやらないんだよ!」という言動。自分と相手が違う人間であるということをこの瞬間は全く度外視しています。コミュニケーションを部下ととらない、とれない上司の存在が大きいですね。パワハラが起こりうる組織というのは、一つの事象として、お互いの違いを分かり合わないで自分の言いたい事だけを伝えるという傾向がみられます。

また、私自身がパワハラの加害者、被害者ではないのですが、周りでそういう行為が行われていたと見聞したときには気持ちがぐらつきました。自律神経を悪くした経験があり、ちょっとした精神的な圧力に動揺しやすい自分自身がいることを自覚していました。ですので、周りでパワハラ的な動きがあるのを知ると、私自身の精神面にも悪い影響が出て会社に行きたくないという気持ちが強くなりました。ひどいときには、会社に行こうとするものの、その気持ちが途中でなくなってしまい、体が会社に向かないこともしばしばありました。メンタル面でのコントロールがきかない状況だったのです。

こうした自身の経験から、パワハラに対しては問題を大きく捉えています。パワハラをなくしましょう、というのは簡単です。しかし、それがなかなかどうしたらいいかと迷うので問題が顕在化するのです。上記の著書を書いたのも、そんな問題の解決の手助けになれば、と思ったからです。「なにか言えばパワハラって言われちゃうからなぁ・・・」という上司の方々の切実な声。わかるんです。じゃーどうすればいい?パワハラが起こりにくいような雰囲気を最初からつくってしまえばいいのです。雰囲気づくりのために工夫するようなことをまとめてみたんですけどね。

ちょっとしたコミュニケーションのとり方の工夫から、環境づくりまで。なんとなくちょっと変えてみるだけでパワハラは防げます。話しやすい雰囲気、仕事のしやすい雰囲気。これが大切ですよね。オンラインになってもそれは同じ。オンラインでも仕事しやすい雰囲気をつくっておけば、パワハラも防げそうですね。

私はパワハラの問題をとりあげても、何がパワハラで何がパワハラではないかという観点でとらえるのをお薦めはしません。そもそも場の空気が大切なのです。場の空気でパワハラになるかそうでないか、そこを見る必要があるのではないかと考えています。働く場の空気がパワハラを引き起こすようなものかそうでないか。この観点で見ていく必要があると考えています。働く場所が面白い、幸せだと思えるように、そのための場づくりとして、問題があるようなことは未然に防いでいかないといけませんよね。

空気が悪くなったら青い空を見て気持ちをやわらげましょう。この青い空のように、気持ちが穏やかになるような空間にいって気持ちを和らげることができると、パワハラなどでぎくしゃくした雰囲気をきれいにできるかもしれませんね。過度に神経質になることはありませんが、最初からギクシャクした雰囲気にならないような場の空気づくり、進めていきましょう。

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