今日は終日事務所にて仕事。昨日のプレゼンで気を使い果たしたかのようになってしまいまして、少し休みながら仕事をしておりました。
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昨日のイベントでは、SDGsについてのセミナーも一緒に行われました。三井住友海上の五十嵐さんの講演がとてもわかりやすく、シンプルに何をすればいいかがわかりました。また、地元企業の株式会社コーチョーさんの取り組みもわかりやすかったですね。SDGsについてはずいぶんと認知度が上がってきましたが、中小企業を中心にまだまだよくわからないという声もあります。
しかし、自治体が積極的にSDGsを打ち出し始め、わからないでは済まない状況になりつつあります。また、地域系金融機関や学校でも積極的に取り組んでいて、学校教育の現場で取り上げているようです。入学試験問題でも、中学校あたりではとりあげられることもあるようです。
考え方自体を知っていなければやがて取り残される、くらいの心構えは必要です。大学生以下、子どもたちの大半が理解しているのがSDGsです。大人が置き去りにされてもおかしくないです。むしろ、大人は知っていることが不可欠になりつつます。また、企業については、SDGsの取り組みによって社会貢献や社会課題解決に取り組んでいるということが明らかになれば、若年層の人材確保にもつながるくらいのものになってきているのです。
改めてですが、SDGsについての取り組みは待ったなし。世界的な視野でみた場合、出来ることからやっていたのでは手遅れになって様々な社会課題が大きな問題になり、非常に厳しい状況になることも考えられます。そして、他人事ではなく自分事にして捉えて取り組む。まさに主体的に自分たちが社会の様々な課題を積極的に解決することで、価値を社会に訴求する事にもなります。CSRならぬCSVの考え方です。こうした価値を訴求する考え方によって未来を描く。その未来に向かって取り組むべきことを順序立ててやっていく。こうした発想がSDGsには求められるのです。
また、SDGsの考え方は、多くの人たちをつなげて一緒になって社会課題を解決していこうというもののように思います。環境や自然を守り、それが根底にあって、人や人の生み出すものである知恵を守っていく。経済的な富だけではもう立ち行かない世の中なのです。
こうしてみると、SDGSの考え方はある意味「イマドキ」の発想です。ただ、これが国連が提唱するという考え方であるからこそ、イマドキの人が知っていればいいというものではない。知らないでは済まされないものです。知らないという人たちの多い中小企業にとって、SDGsの17のゴールの取り組みが自社にとって何に当たるのかを結びつけてみると、SDGsの取り組みを企業でしているという証は容易に示せるでしょう。地域のための活動、とりわけ社会課題解決のための活動は、SDGsを用いて各企業が生み出しているものから発送できるのではないでしょうか。
大胆かつ変革的に取り組んでいく活動をやっていこうというのが、SDGsの根っこにあります。未来を描き、今やらないといけない活動に取り組んでいくことがSDGsの実践につながっていると考えていけばいいでしょう。食わず嫌いになることなくうまく使っていくと良いのがSDGsですね。



私がいま、事業で取り組んでいることを考えてみると、8番のような働きがいを感じられるようにする活動が挙げられます。人材育成や働く人たちのキャリアの支援をすること、まさに経済成長を支えるような活動ではないかと思います。そして、11番は、地域のために、商工者の集まりや市民活動を通して様々な事にかかわる。地域のためのかかわりが、まちづくりのかかわり方に今はつながっているように思います。今後、さらに市民の方々とともに皆さんの声を傾聴して、まちの新たな姿を模索し続けたいなと思います。
SDGsは待ったなし。どんどん大胆にいきましょう!
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