昨日のトークフォークダンス。全体の様子が写真でアップされていたので掲載します。

皆さんの笑顔があふれています。ワークショップデザイナーの仲間と少し会話したのですが、このワークショップは、ワークショップの王道を行くような内容でした。ワークの設計や問いの立て方、変化のついたファシリテーション、そして、最後のえんたくんによるリフレクションまで。この流れがある程度しっかりしていたのか、参加者はとても心地よく参加できたのではないかと思います。ファシリテーター目線になって考えたときには、結果(盛り上がったなど)だけで判断するだけでなく、どのような設計がよかったのか、どこを改善すると更にどんなバリエーションで展開できるのか、などを振り返りすることが必要かもしれません。リフレクションにもうってつけのワークショップだったように思います。
ちなみに、ワークショップのリフレクションに関しては、来年2月に、セミナーをやろうと思っています。どんな形式でやるか決めてはいませんが、素材としては面白いと思うので、お楽しみに!
こうしたワークショップの設計についても、今後は、ファシリテーションだけでなく力を入れてどんどんやっていきたいと思います。プログラムをデザインすることによって、ワークショップの目的をどうとらえてどのように展開するか、筋道立てて考えられるようになってきます。
そして、もう1つ最近ご縁のある分野がキャリアデザインに関してのものです。特に20代~30代の社会人の方々へのキャリアデザインについては、いろいろと関わる機会が出てきています。
先日は、ホームページを経由して、転職に関する情報を発信しているサイトのコラム執筆のご相談をいただきました。ブログの記事が参考になったとのことでした。ありがたいです!
私は、3回転職をしています。そして、転職自体はしなかったものの、転職活動をしていた時期もそれとは別に2回ありました。そのときにはある一定期間活動したのですが、転職をあきらめる選択をしました。このように、私は、転職とはずいぶんと縁のあるキャリアを積み重ねてきたように思います。転職に際しての職務経歴書、履歴書なども何度も書き直しました。おそらく通算で70社近くには提出しています。
また、転職の際には、転職エージェントと呼ばれる方々のサポートも仰ぎました。転職エージェントへの登録に際しても様々な情報を入力しますので、かなり転職活動には時間をかけたのかなって思います。社会人5年目に経験した最初の転職に関しては、事前に転職エージェントにどのくらい自分のキャリアが通用するかをアドバイスしてもらったうえで活動を進めていきました。転職エージェントとも通算で20社近くに接触したと思います。
以上のような経験を踏まえて、今度は私自身が転職をしようという人たちに対して、転職活動に関してのアドバイスや、転職という一つの目標に向けて本当に進むのかどうかをカウンセリングすることになります。それ自体は、さらに時間をかけてやっていくことになるでしょう。私自身もそれを臨んでいます。特に20代・30代の転職に際しては、私なりの知見とキャリアコンサルタントとしての専門知識、相談経験が活きてくるでしょう。転職のあっせんはしませんが、転職そのものをする際にどのようなことを考え、どんな準備をすればいいかのアドバイスはさせていただきます。

そこで、「転職の思考法」という北野唯我さんの本を中古で購入しました。おそらく私自身の転職の考え方と違う部分もあると思い、読んでみることにしました。
先ほどから、転職転職と書いてますけど、誤解しないでほしいのは、転職を社会人に積極的に薦めようと思っているわけではありません。転職を考える時期になった段階で、本当に転職をする気があるのか、そこをしっかりと見つめてほしいのです。私が過去に転職活動をしていて、あきらめる選択をしたときには、あきらめるべくしてなった結果でした。
転職に関しての相談を承ることや、執筆などによって転職のリアルに近い状況を発信する。決して転職はバラ色のものではありませんし、ストレスもかかります。また、実際に転職を実現したのはよかったけど、「こんなはずではなかった」と感じたこともありました。自律神経失調症がひどくなって、休職に追い込まれた結果になったときには、転職の失敗を自覚しました。
また、転職活動を振り返ってみると、書類選考で落ち続けたこともありましたし、面接では、なかなか人に自分のことを伝えるのがうまくいかなくて、難しさを感じたことも多々ありました。転職をする気が本当にあるのか、それによってどんな自己実現をしたいのか、なぜ転職という選択肢を検討するのか、など、転職を一つの話題として捉え、自分のキャリアをどう積み上げていくかを考えるきっかけになればと思っています。私自身が転職で苦しんだことも多かったので、そんな経験を踏まえて真剣に考えてもらうきっかけをつくっていきたいですね。
転職はベストな選択肢とはならない場合もあります。また、転職をしたくても、希望通りにいかないこともあります。そんななかでも、自分のキャリアの転機として捉えて転職にこだわるのか?転職で自分なりに考えた経験が、今後のキャリアをどう積み上げるかを結びつけて考えるきっかけにしてもらえれば幸いです。特に20代や30代で転職を向き合う際には、転職だけを考えるのではなく、複職や副職という選択肢もあわせて考えるのか、更には、40代の方になれば、それだけでなく、独立や起業という選択肢もあるのかなどの考えるきっかけになればと思います。
今年もあと2日余りになりました。明日は地元では富士山女子駅伝です。天気はあまり良くないみたいなので心配ですが、選手の皆さんには最後まで全力でゴールを目指していただきたいですね。明日の駅伝のコースは海から富士山に向かって駆け上がっていく登り坂のコースが最後に待ち受けます。険しいキャリアになるのか、険しさを感じない楽しいキャリアなるのか、まさにキャリアデザインにもあてはまりそうな駅伝です。楽しみです!(仕事のため見られないのが残念です・・・)
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