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キャリア教育の一つの方法

昨日の静岡市の夕焼け。きれいに見えました。お天気の回復が早かったです。朝は非常に雨が強い中で静岡に行ってきました。

焼肉食べ放題の看板がなぜか気にはなりますが(笑)。焼肉食べ放題には行っていません。

昨日は、静岡市のツインメッセ静岡で開催された「しんきんフェア静岡2019」に出展。ビジネスマッチングのためのイベントでした。会社を立ち上げて初の大商談会に出展です。ここまで規模の大きい展示会に会社として出たのはもちろん初めてですが、私自身もこれまでのキャリアを通しても、あまり経験のない現場でした。メーカーさんは様々な製品を持ち込んだり、技術の証となるものを持ち込んでいる。IT関連企業は、様々なシステムの紹介、デモができるように準備している。また、食品を扱う会社は、サンプルのようなものを持参している。様々なビジネスを展開する企業が一堂に介しているのは壮観でした。

ポスター、横断幕、看板などはまだありません。ただ、今年出展していずれこうしたものがあるともっといいなぁと思いました。すべてを常備するのは必要ないとは思いますが、こうして今まで自分が築いてきたものを並べておくだけでもだいぶ違うんだって思います。

そして、昨日は、地元の大学生に手伝ってほしいと依頼したところ、本当に来てくれた大学生がいました。弊社初のインターンシップ(厳密に言うとちがうかもしれませんが)です!

弊社はまだ人を雇うことは考えていません。ただ、昨日はこの大学生の力をお借りしたおかげで、ぎっしりと詰まった商談から、急なブースへのご来客にも対応することができました。思いもよらぬ商談のバッティングもあり、そこでは留守をしてくれている。社長としても安心して商談に臨めました。

こうして現場で様々な経験をするのは、人材の育成だけでなく、大学生のキャリア教育にも必要なのかなと思います。職業って何かを知識ベースで伝えても、現場でどのような仕事をする会社なのかは、なかなか伝わるものではありません。職場に1日でも来てもらって、様々な経験をしてもらうことです。ただ、インターンシップの学生のために、特別な仕事をつくることはないのです。ふだんの職場での業務の流れの中で大学生や高校生に来てもらい、どんな話をしているのか、あるいは、どのような行動をしているのか、近くで見てもらう。その方がイメージがつきます。

ある会社でも、大学生の方が商談に同席されていました。製品の知識だけでなく、人と人とのコミュニケーションや、かかわり方なども含めて学べるのはとても大きな魅力ですよね。キャリア教育の域を越えるのかもしれませんが、結局は職業に就いて仕事をするにしても、コミュニケーションやかかわり方は必要になることですので、こうした場面に大学生が同席して学ぶのはとても価値のあることですね。

キャリア教育の一つの形として、職場体験をするのはいいのですが、そのままの流れの中で職場に入ってきてもらい学ばせる。これが、学びの社会をつくる一つの形にもなりそうですね。仕事の内容を知識として学ぶのは、キッザニアがあるように学童のころから学ばせるのは一つのやり方ですが、職業人に近い年代になったときには、よりリアルに体験して周囲の社会人たちにいろいろ教えてもらう。日本の産業に携わる人たち総出でのキャリア教育、これからの教育にはもっともっと必要ですね。

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