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質問のカードで拡がるコミュニケーションの世界

昨日は久々のリアル(同じ場所で集まって行う)セミナーでした。コロナ禍で、リアルの研修やセミナー自体が絶対数として減っているのは確かですし、オンラインでやることが増えているので、新鮮な気持ちでした。うん、やはり私はオンラインよりもリアルの方が面白く感じます。皆さんの表情ややる気、心などが直接感じられるのが、リアルの好きなところです。五感を刺激されるということもありますし、コミュニケーションの話をするにしても、楽しさ、ワクワクさが感じられるのです。しっかりとソーシャル・ディスタンスをとって、少人数でもリアルでやれるようになれば問題ないですね。

こうして、妻が撮ってくれた自分の姿を見ていると、やーっぱり楽しそうですね。いつもよりも声が弾んでいたような気もします(ちょっと漫談ぽい?という声も)。

昨日はビジネスのコミュニケーションに関係する内容でしたが、そのなかに「質問する」という項目を入れています。

この質問そのものに答えていただかなくてもいいですよ(笑)。このカードに書かれているような質問から(必ずしもこれだけではないのですが)、どれだけ話を展開できるか、続けられるのかを問うています。質問の種類の話ではなく、質問された人がいかに気持ちよく話ができるか、ということを問うています。

このカードそのものに書かれている質問からスタートして、質問で出てきた回答からどんどん掘り下げていきます。そして、相手の回答で気になった箇所をつかんだうえで、そこからどんどん話を拡げていくようなやり方です。

それから、このカードに書かれている内容だと相手が答えづらいだろう、と感じた場合には、「例えば・・・」ということで、いくつかの回答例を出しながら相手に答えやすいようにヒントを出していきます。これも質問から話を展開して話を続けていく一つのやり方です。もしくは、自分の考えや話を少ししたうえで(いわゆる事例としての位置づけ)、そこから話を展開していくというやり方でもいいでしょう。こうしたコミュニケーション上の創意工夫も十分にできます。

カード1枚で話をどれだけ展開できるか?相手が気持ちよく、どんどん話してもらえるようにするにはどうすればいいか?このカード1枚で、質問とそれに対する回答に関して、学びと気づきを促進していきます。そのようなねらいが達成できればいいですね。

このカードは、最近はビジネスにおけるコミュニケーションスキルアップをテーマにした研修や、営業力強化・ヒアリング力強化に関係する研修など、様々な研修やセミナーで用いています。カードの力というのは大きくて、言葉がいきなり出てこないときにカードをうまく使ってやっていこうというものです。カードを効果的に使ってコミュニケーションをとれるようにしていけばいいのです。

コミュニケーションに限らず、楽しく学べる、楽しく気づける場をどうやってつくるのか?これが一つのテーマです。このカードは、これからもいろいろな場所で使っていきながら、楽しくコミュニケーションについて学んでもらえるようにしていければと思います。質問のカードに限らず、様々な小道具を使うのが私の楽しみ。こうした小道具が、学びを楽しくさせてくれるのです。まだまだコロナ禍ですのでやれることに制限はありますが、出来る限りやっていきます。

それでは、なにか質問を考えてみましょう。皆さんは、どんな場面でどんな質問をよくしますか?たとえば、仕事の場面ではどうでしょうか?社員の方々にどんな質問をいつもしますか?また、どんな質問をすれば、社員の行動に変化が出てくるのでしょうか?

こんな感じで質問について追究して、自分のコミュニケーションにかかわる世界を拡げてみませんか?

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