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月曜日に心を乱さないための4つのポイント

週の始めの月曜日です。最近月曜日になると、かつての会社員時代の自分のことを思い出すことがあります。嫌なことを思い出して辛くなるわけではありません。あの辛かったのは月曜日だったなって思うのです。そのあたりのことは、私が書いた本会社に行きたくないと思ったら。会社員が仕事に臨む前に心を整える5つのポイント。」(まんがびと)の中でも書いています。やはりこのつらい日々を思うと、月曜日の過ごし方は大切なんだと感じます。

では、皆さんは月曜日をどう捉えて過ごしているのでしょうか?週の始めだから忙しい、といって、文字通り、「心を亡くす」ような状況では厳しいです。心がないので、言葉ばかりが先行し、その言葉の中に気持ちがこもっていないということになります。気持ちのこもっていない状況では、結局のところ、相手には真意が伝わらないし、なにか協力して物事を進めようにも、それができなくなります。月曜日、心に余裕をもって過ごすためにはどうすればいいのでしょうか?

ポイントをいくつかにまとめてみました。

1.「急」はやめよう

たとえば、車を運転しているときを思い出してみましょう。急ブレーキ、急ハンドル、急発進。これらはみな、事故につながりやすい動きですね。法定速度で走っていた車が、急になにか変わった動きをすると、渋滞が起こる、ひどい場合には事故が発生しかねません。仕事でもそうですね。急になにかを「調べろ」、「提出しろ」という指示を上司から受けると、みなさんはどう感じますか?週の始めから焦りが大きくなって仕事がなかなか進まなくなりそうですよね。上司の立場である社員、特に上位になればなるほど、確かに急な方針変更を出すことはあります。ただ、それは、休みから仕事に切り替わるタイミングで行うのは得策ではありません。急な動きは、社員の、部下の動揺を引き起こすだけです。

2.いつもと変えるのはやめよう

たとえば、気分が乗らないからという理由で、いつもと通勤経路を変えるのはリスクがあります。通勤途上でなにか事故が生じたときに、それをリカバーするだけの時間と余裕があるか、ということです。他に別の手段をすぐに講じられれば問題ないのですが、そうならないためにも、いつもとなにかを変えてしまうのはやめましょう。変えることによって、自分のペースが乱れてしまい、心身に影響を及ぼすのは決していいことではありません。

3.仕事の全体像、生活の全体像を把握しよう

大海原に向けて出航し、探検を始める際には海図が必要です。その海図を見ながら、どの方向に帆を進めていくかを決めます。帆を進める前に、まず海図の全体を眺めて、大まかな方向を確認します。そうでなければ、細かな場所でトラップにひっかかってしまい、船の動きがとまってしまう恐れがあります。また、止まるだけならまだしも、うまく動かなくて、航海すら厳しくなってしまいます。仕事や生活の全体像を見失うと、動きがとまってしまうこと、想定されますよね。そうならないようにするためにも、最初の段階でまずは仕事や生活の全体像を把握するようにしましょう。

4.心配や不安でくよくよしない

私がかつてそうでした。あの案件が心配、クレームがまだ片付いていない、上司の叱責がまたあるだろう・・・このように考え出すときりがないですね。心配や不安がどんどん大きくなり、それだけで行動がとまってしまいます。果たしてそれでいいのでしょうか?心配や不安の対象は、現実に起こっていることとは限りません。起こっていないことに想像を膨らませてしまい、心配や不安がどんどん大きくなっているだけなのです。心配や不安の対象は、たいていは実在しないものです。そういう実在しないものへの不安感を膨らませる必要はありませんし、時間がもったいないです。事実と想像(妄想)を区別して、想像に対してマイナスな気持ちを振り向けるのは避けましょう。

月曜日は、週の始めで多くの人が体調を崩しがちです。それは今日のように季節外れの暑さのせいもありますが、精神面に起因するものも多くみられます。リズムが変わることで自分の行動や心構えのペースが乱されてしまうからでしょう。あまり残業など、長時間働いて疲労をため込むことなく、まずは心身をうまくコントロールして助走しましょう。

最近、月曜日はこのネタが多いですね(笑)。

三島駅はまるで夏のような暑さでした。今日は午後から東京の仕事です。気持ちを引き締めていきましょう。

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