ブログ

営業で市場に認知されるために知っておきたい4つのポイント~路上ライバーの活動から学んでみませんか?~

路上でライブを行うシンガー。路上ライバーと呼びましょうか。彼らは自分の想いを、ライブハウスよりも、駅前や商店街、ショッピングモールなどの路上で様々な歌として届けようとします。既に周知されている歌もそうですし、新しくオリジナルでつくる歌もあります。様々な歌を歌うことで、それを聴く人に想いを届け、まさに自分自身のことをそこでどんどん売り込んでいるのと同じですね。営業パーソンが自社商材のプレゼンテーションしているのと同じです。

また、路上ライバーは、誰も知らない通りすがりの方々に歌を届ける。これは孤独な活動です。孤独であっても、様々な路上ライバーが全国にいますので、彼らは自分のエリアで自分の想いを届けるために歌い続ける。こうして徐々に様々な方々が足をとめて、彼の歌に耳を傾けるのです。その歌に感動した人が、様々な形で報酬を支払っていきます。

こうした路上ライバーの活動をヒントに、営業がまず認知されるための活動を考えてみましょう。

まず、営業活動において最初にすべきことは、認知をされるための準備をしていくことです。市場に認知されるためのポイントを4つの観点からまとめてみます。

1.自分(自社)の立ち位置を確認する

路上ライバーは、自分の立ち位置を知っています。活動する場所、歌の内容、競合との比較などを踏まえ、歌っている場所を決めています。営業でも同じです。まず、今の自社の立ち位置はどこにあるのか?営業エリアは?どんな商材を販売しているのか?それは何が強みなのか?競合は?こうした自社の立ち位置がわかっていなければ、闇雲に電話をかけてアポをとろうとしても、うまくいきません。まず自社の立ち位置を理解し、それを示していくと、認知される確率も高まってきそうですね。

2.自分(自社)の活動を事前に予告する

路上ライバーは、ツイッターなどのSNSを用いて、自分の活動を発信しています。それによって、できるだけ事前に見てくれる人を呼ぼうとします。事前に活動を公衆に予告していることによって、目にとまりやすいのです。営業ではどうか?そもそもホームページは整備されてますか?展示会に出展することを、重要な顧客に伝えていますか?どんな商材を扱っているか見せる場所をつくっていますか?企業でSNSを活用しているところもありますよね。こうした事前に「活動している」ということを予告しておきます。事前の予告によって、多くの方々に認知されれば、自社の紹介などをするのがやりやすくなりそうです。

3.自分以外の周囲に協力を得ている

路上ライバーには、強力なサポーターがいるとその認知度は高まってきます。たとえば、彼を支えるスタッフの存在。ふだんは一緒にいなくても、インフルエンサーになってくれる人。様々な資源を提供する人。こうした周りの方々の協力があってこそ、成り立っているのが路上ライバーの活動です。サポーターが多ければ多いほど、路上ライバーの活動はどんどん認知されます。営業でも同じで、そもそも周囲に協力を得るための働きかけをしなければならないでしょう。リーダーシップがあることも一つですし、代理店のような、協力をしてくれる方々の存在も必要です。ふだんは自社の営業パーソンがいなくても、代理で販売してくれる人たちの力が強ければ、認知されやすくなりますね。

4.自分を見せる武器を持っている

路上ライバーは、多くはギターやハーモニカなど、楽器が一つの武器として備えている場合が多いですね。また、時々音響機器を持ち込んでいることもあります。さらには、コスチュームを変える、あるいは一定にするなど、自分を見せるための武器をもっていますね。営業でも同じですね。自社の商材を案内するための営業ツールや、DM、チラシ、サンプル、無料のDLサービスなど、様々なものを用いて、自社商材を販売するのに効果的な武器を用いています。武器の内容次第で、まず認知されるかどうかが決まってくる場合もあります。競合との差別化が難しい場合には特にいえますね。

営業においては、まず市場に認知されること。それが潜在的な顧客のターゲットを見出すヒントになります。路上ライバーの活動から、営業で認知されるためのヒントを見つけるため、街中で声を張り上げている路上ライバーがいたら、彼の様子をじっくり観察するとともに、歌を聴いて彼にインタビューしてみてもいいかもしれませんね。まあ、その前に、路上ライバーに皆さんが認知されることが必要ですよ。

以前、このブログでも紹介した私の一押し路上ライバー、よねよねさん。今日は、富士市の富士川楽座で唄っていました。ぜひ彼の活動を追いかけて営業のヒントを得てみてはいかがでしょうか?

彼のツイッターアカウントはこちらです。是非フォローして追いかけてみてくださいね!!

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。