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ささやかな成果の積み重ねが大きな成果になる!~基本を大切に~

何事も基本に立ち返るのは大切です。

難しい事を難しく伝えるよりもどう分かり易く伝えるか?そのときに、こうした基本を徹底しておさえておくのが近道なんですよね。いやあ、物流、面白いですね!物流をおさえることでいろんな変化がこれからも出てきそうで、嬉々として情報を得ております。面白いとついつい音読してしまう悪い癖も発動しましたよ。笑

新型コロナウイルスの流行が収まりつつあるなかで、新しいものを創り出したい思いがありますが、それをするにしても、基本は大切にしたいです。基本として自分が持っているものがあるから自分の武器が強化されていくのに、その武器が活かされないのはリスクがあります。基本をおさえたうえで、相手に伝わるようにわかりやすく情報を発信していかなければ専門家とはいえないですよね。難しい事を難しく話す人は専門家ではないと私は思っています。難しい事も万人にわかるように話せる人が本当の専門家だと思います。

そして、こうした基本をおさえることで、難しい事も基本も、相手に伝わるように、さらには、相手の要望に応えられるように丁寧に組みたてていくことが必要となります。それが研修やワークショップに何年も触れてきた私のこだわりです。研修やワークショップだっで同じです。参加者とのコミュニケーションを大切にして、参加者が気づきから行動へつながるためには、情報が伝わるようにするための組み立て方というものがあります。それを考えるときには、やはり、基本が大切になるのです。ではこの場合の基本とは何を指すのでしょうか?

それは、教育の基本を探っていくと見えてきます。小学校の頃を振り返ってみます。小学校で算数の問題を解けるようになるために、まず基本の情報、たとえば公式を学び、そこから基本問題そして応用問題を解くという組み立てが教科書などに反映されていたように思います。

高校で数学をやるようになってもそれは一緒でした(数学は苦手でチャート式がなかなかできずに苦労しました・・・)。思えば、数学の青チャート、よくできてますよね!あの中の問題も、最後には大学入試の過去問がでてくるなど、ステップアップしていくような流れになっています。

研修やワークショップも同じですよね。最近は、かつての教科書的なやり方ではない、順番を変えて学びの効果を浸透させるように取り組む方法もあります。経験学習方式がその一つでしょうか。経験学習方式のように、まずは何も言わないからやってみる、という方法も有効です。私の場合には、あまり経験学習の手法ばかりではなく、むしろ基本からの積み上げ型を取り入れてやる場合もあります。研修やワークショップの展開も、資料の構成も、その考え方に沿って組み立てることもあります。むしろ、かつてからの基本から応用の流れがしっくりくる場合もありますね。対象者や内容にも左右されるでしょう。

昨今よく出てくるオンラインのセミナーも、基本から上がっていくような構成がいいと個人的には思います。特にオンラインは、場合によっては参加者同士が孤独な空間で受講する事になりますので、なかなか集中力が高まらず、慣れるまでには時間もかかりますし、緊張感がなかなか解けないという場合もあります。表情をみているとよくわかりますね。

オンラインの場合には、階段の高さを低くして刻んでいくようなステップアップが求められます。本当にちょっとずつ上がっていくようにしなければ、あっという間に置いてきぼりになってしまうんですよね。ますます表情が強張ります。リアルに集まって行う研修よりも、さらに基本に立ち返って組み立てていかなければ、オンラインに対しての抵抗や嫌悪感を植え付ける結果になりかねません。ただでさえ抵抗や嫌悪感がある場合には、さらにそれが増幅します。

基本を大切にしていけば、大きな成果がすぐに出なくても、小さな成果が積み重なって大きな成果になります。学校教育や研修、ワークショップだけではありません。武道や芸術でもそうです。一つ一つの基本の徹底とその積み重ねで一つの型が完成し、大きな成果になって花開くのではないでしょうか?

最初は大きなことをやれなくても、いきなり大きな結果にならずとも、まずは小さな成果を、ささやかな成果を喜んでみたいですね。ささやかな成果を喜び続けていけば、心身に喜ぶことがしみ込んでいき、ポジティブな考えに変わるのではないでしょうか?心理学の単純接触効果ではないけど、少しずつ繰り返し触れていくようなイメージです。小さな成果、ささやかな喜びにたくさん触れ続けて、やがてそれが大きなものに変わっていくと信じて積み重ねていきます。その結果、最後に残るのは、こうした小さな成果、ささやかな喜びを積み重ねた人だと私は思います。ホームランを狙わずともヒットをまずは量産ですね。

小さな、ささやかな成果を積み重ね、喜び続けていきましょう!富士みらいクリエイションも、その方針です。

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