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OK!新人!ともに成長しよう!~呼びかけ次第のAIスピーカータイプ~

年度末を迎え、日付は変わり新年度。

新年度になり、また新しい社会人が登場します。

2019年度の新入社員のタイプ。産労総合研究所の発表によれば、「呼びかけ次第のAIスピーカータイプ」なんだそうです。

産労総合研究所さんの発表によると、このタイプとした背景は、

注目のAIスピーカー(引き続きの売り手市場)。多機能だが、機能を十分に発揮させるためには細かい設定(丁寧な育成)や別の補助装置(環境整備)が必要。最初の呼びかけが気恥ずかしいが(オーケー!とか)、それなしには何も始まらない。多くの新入社員はAIにはできない仕事にチャレンジした いと考えていることをお忘れなく。

新入社員に、抽象的な説明をすることや、野に放つような仕事を与えては、おそらく早々に離脱するでしょうね。育成をどのように進め、そのために何をするか?職場の受け容れ態勢を整えて、ステップアップさせるようにしなければいけないでしょう。

ただ、定型的な業務ばかりをやらせていると、希望を持てなくなり、会社からいなくなってしまう。多少たりとも、チャレンジングな仕事を与えて、成功体験を積ませていく方がいいのかもしれません。考えさせるような姿勢は、徐々にとりいれていくことです。最近は、学生の頃から自ら考えて行動することを授業の中ではとりいれられているはずです。ただ、環境の変化直後にいきなり、「動け」と言われても動けない。徐々に徐々に、負荷をかけて育成をしていくことが、今の若手人材育成には必要です。

「OK○○さん、こういう仕事をやってほしい。」という呼びかけからスタートして、まず関わるようにした方がいいかもしれません。仕事を通して、仕事の楽しさ・やりがいを含めて、先輩として、上司として必要な知識やスキルを伝えるようにしていきましょう。

たくさんの能力はもともと備わっていて、ポテンシャルのある方々が多いのが今年の新入社員。少数精鋭の組織こそ、育成は丁寧に進めていきましょう。この育成の過程で、リーダー層の成長や、上司の成長もあわせて進めていける組織は、更なる成長をとげていくことでしょう。新人育成だけでなく、他の社員の育成も、新人の育成を通して進めていくことが、これからは求められますね。いつ人材が流動化してもおかしくない時代ですから。

このように見ていくと、仕事の仕組み化とコミュニケーションは欠かせないですね。人材育成コンサルティングを進めていく場合、この2つを留意していく必要がありそうです。

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