
人材育成コンサルタントとして、企業の研修を担当するのをメインでお仕事をさせていただいております。私は、実際に従業員の方々の声を聴いて、そのお話を踏まえて研修プログラムを考えて実践するという方針をとっています。研修担当できる分野としてキーワードは画像の広告内には掲載しておりますが、もちろん、この画像以外のテーマに関しても取り扱いはしております。人材育成をコロナ禍でどう進めるか迷われている方は、お気軽にお問合せください。ご相談は無料です、もちろん。
そして、中小企業の方々に向けては、少人数でも丁寧にスキルアップを図れるように、オーダーメイド型でプログラムを作成して実施しますのでよろしくお願い申し上げます。
ちなみに、私はこんな人です→プロフィールはこのページから。
さて、話を変えますが、こちらの本棚の絵を見てみましょう。どんな点が気になりますか?気になる点がどこかによって、その人が相手にどういう見方をしてかかわるかが見えてきます。

たとえば、「いろんな分野の本がある」というふうに感じる人がいらっしゃるのではないでしょうか?そうです。まさに、人材育成に関係するものや様々な分野の本を集めて読んでいます。また、いろんな著者の方々がどんなことを考えて人材育成や戦略構築などをされているのかも参考にしています。
ただ、一方でこんな見方をする人も・・・
「本がそろっていない。もっときれいにそろえて入れるべきでしょ」
これもその通りだと思います(苦笑)。もっときれいに分野別に並べれたらどうだとか、カバーをつけるのか外すのかはっきりしたらとか、なんだか一貫性がないのが気になるとか、いろんなことを思う方がいるでしょうね。まあ、そのように言われても何も反論できません。読みかけの本や買ったばかりの本は、たいていこのエリアに置くのです。だから一貫性はないし、読みかけなのでちょっと乱雑なところもあるかも・・・
この本棚の画像を見ていろんな見方があるのは承知しています。一方で、このときの見方の特徴が、人にかかわる特徴にも表れているように思います。
たとえば、ある絵を見たときに「いいと思うところ、承認したいところ」を見るか。それとも「よくないと思うところ、改善したいところ」を見るか。どのようなところを見るかによって、その人のものの見方や人へのかかわり方の傾向が見えてきます。
いいと思うところや承認したいところを見つけようとする人は、人に対してもそういうかかわり方をされるのではないでしょうか。承認から入って褒める言葉を伝えて相手を動機づける。それによって、いい空気をつくっていく。まあ、見方によっては「甘い!」と思われてしまうのかもしれません。
一方で、よくないと思うところや改善したいところを見つけようとする人は、人に対してもそういうかかわり方をするのではないでしょうか。もっとこうした方がいいよーという具合に、改善などを勧めるアドバイスを送ってみたり、その人の見方をよりレベルアップするようにかかわる。ただ、これをやりすぎてしまうと、周囲との関係が悪くなることもありえます。ものの言い方によっては、ちょっと感じの悪いような、「失礼な!」という気持ちにもなりかねません。
どちらも人へのかかわり方やものの見方の特徴がよく出ます。普段の生活や仕事での行動の傾向が反映されるようなところもありそうです。私は前者の方がいいと思っていますが、私の周りには、パートナーやエンドユーザーさんを中心に、改善ばかりを述べる方もいて、述べられた瞬間というのは、自信を失ったりプライドが傷つくことにもなりかねません。今はそれでもずいぶん平気になりましたが、研修講師をやり始めて自信がなかったころは、もう自分と相手に腹が立って腹が立って・・・という感じで、私自身も、他人のよくないところや改善を促したいところばかりを見るようになっていました。なんだかいつも怒ったような顔をしていた気がします。
今はコンサルタントとして顧客にかかわり、パートナーでもある研修会社の方々とも一緒に仕事をしますが、改善事項ばかりを述べられたり、聞こえ方によっては批判的な物言いをされますと、やはりいい気持ちがしません。元々研修会社の営業をやっていたので気持ちはよくわかりますが・・・ただ、そう感じるのは一瞬で、自分にたいていは跳ね返ってくるものなので、内省して次に生かそうとしています。
これはどのようなものの考え方をするのかにもよりますし、どっちが良い悪いではないと思います。ただ、一つ思うのは、あまり自分を責めてばかりいると、また、他人を責めてばかりいると、周りからどんどん人がいなくなってしまいます。さらには近寄らなくなってしまいます。やはり自分のいいところも他人のいいところも見る時間はどこかでとったほうがいいなと思います。自分自身の心に栄養を与えて自信をもたらすためにも、自分を承認することはどこかでやりましょう!
コロナ禍でただでさえ心が弱っていますので、弱った心に無理をすることはないです。心に栄養は必要です!そのためには、いいところを見てあげようじゃないですか!
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