
昨日の夕方の富士山です。富士山が茜色に光るときというのは、富士山に夕日が当たっているときです。雲一つない空の日にはこうした景色が見えるのが冬の特徴です。ただ、今年は雪が少ないです。1月の年の初めに雪が少ないのは珍しいですね。
さて、先日ある方の仕事にかかわる相談を受けました。彼はとあるコンサルティング業を営む会社に勤めています。彼の話を聴いていると、どうも仕事への気持ちが高ぶってこないようでした。入社時と比べて、仕事の内容についての興味関心度合いが大きく下がってしまったようです。いろいろ話をしていると、どうも職場の人間関係に問題を抱えていることがわかってきました。
このように、仕事の内容に興味関心があったとしても、同じ職場で仕事をする人たちとの関係に悩んでいるという人たちは多くいます。その悩みが大きくなってしまい、いざ仕事をやろうとしてもなかなかうまくいかない、成果が出ないというわけです。仕事への悩みが大きくなりすぎてしまい、それにとらわれたことによって、自分の力を発揮することができなくなってしまうのです。力を発揮できないということになりますと、果たしてほんとうにその職場で働き続けることがいいのかどうかと悩み始めます(私も経験があるのでよくわかります)。
最近思うのは、興味、関心、あるいは価値観などが仕事に合致していても、働く場所で自分の力を発揮できるような環境がつくれないのであれば、その場所にずっとしがみついて働き続けていいのかということです。職場の人たちとの関係性が構築できないのであれば、働き続けることに果たして意味があるのかと。職場の人たちとの関係性の構築は、最初は簡単にできるとは限りませんが、できるまでに時間をかなり要する、あるいは自分の力ではどうにもならないとなりますと、正直いって働き続けるのは人によってはストレスを抱えることになり、困難ではないかと思われます。
今、仕事に関しての悩み相談の内容で最も多いのは、「職場でのいじめ、嫌がらせなど」に関するものです。職場の人間関係がうまくいっていないために、こうした悩み相談が出てくるのです。この問題は自分の力だけではどうにかなるとは限りません。上司や部下など、一緒に働く社員との関係性がよくないと、自分だけではどうにもなりませんね。
職場の人間関係の問題で、同じ職場のある人に悩みをうちあけるのには抵抗があります。その悩みをうち明けたことで、かえって問題が大きくなってしまうリスクも高まります。職場外の人や、相談を受けてくれる社内の専門部署の人、あるいは人間関係の問題を扱う専門家に相談してみてはどうでしょうか?同じ職場の人相手だと、話すことに気を遣う場合があるので難しいのです。職場外の人であれば、ちょっと話すだけでも気が楽になることもありますし、あるいは自分の行動改善の必要性に気づくことも出てきそうですね。
特に職場の人間関係にかかわる問題は、一度抱え込んでしまうと、毎日接する方が相手となればずっとそれを引きずったまま仕事をすることになってしまい、徐々に精神的にもきつくなってきます。自分で何とかしようと抱え込まないで、まずは誰か(できれば同じ職場以外の人)に話すようにするのがおすすめです。話を聴いてくれる人の存在は貴重です。話を聴いてくれる人はどのような人なのかも見極めたうえで、早めに相談をしてみてくださいね。
職場の人間関係に関する悩みは抱え込まないで、すぐになにか行動に移して、なんとか一つの解決の方向を見出すのが一番です。
私のように、職場の人間関係にかかわる問題について扱っている専門家にちょっと話をしてみてもOKです。「優しく話を受け止めてくれる人だ」と、最近はいろいろな人に言われるようになりましたので、そのあたりもよくご検討のうえで!!
ご参考→ご相談はこちらを一度ご覧くださいね!
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