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報連相がなぜできなくなる?

4月からの新入社員研修の準備に時間をかけたこともあり、しばらくブログの更新が滞りました。失礼をいたしました。

このようなカードを用いたワークをやって、自分のことを知る機会がありましたが、この話は改めてしたいと思います。コミュニケーションカード活用協会のべーシックトレーナーになりました。

さて、今週は新入社員研修や若手社員研修の内容を資料作りを通して深く考える中で、改めて見直したのは報連相です。木曜日に報連相を題材にした研修を担当しましたが、このテーマに関して問題意識を持っている組織はとても多いです。ちなみに、言うまでもありませんが、報告・連絡・相談のことです。概念については話せばわかる内容なのです。研修でなぜこの報連相が新入社員研修でとりあげられるか?結局のところ、職場の上位者とコミュニケーションをとることがどうもうまくいっていないという組織が多いのです。そのコミュニケーション自体が、まさに報連相になるといえます。

たとえば、先輩社員に話をするとしても、過去の自分のことを伝える(自己紹介)、仕事の中でわからないことを確認する、といった場面が想像できます。これらの場面もそれぞれ報連相の一環です。報連相には見えないようなものであっても、実は報連相なのです。先輩社員とコミュニケーションをとって話せば、報連相になりうるのが新入社員なのです。

ただ、最初は概念でわかっていたとしてもできなくなってくることがあります。様々な原因が潜んでいるといえますが、なかでも、報連相を受ける側に問題があると感じるケースが多いです。部下や後輩から報連相を受けるときに、最初から叱りつけよう、大声で怒鳴ってやろうなどとを考えていて実際にそのような行動に出ると、相手にとっては強い記憶としてそのときの情景が残ってしまい、部下や後輩とコミュニケーションを遮断するきっかけをつくってしまうのです。

叱られる側や大声で怒鳴られる側に理由もありそうですが、必ずしもそうとは限りません。報連相をしないのが許されるわけではないけど、新入社員をはじめとする部下と報連相ができない関係をつくってしまうことに問題があるのです。過去に昔の上司に対してかかわりたくないと思ったことがありますが、全然私の話を聴かない人でした。相談にいくと「なんでそんなことをきくの?システム見ればわかる話じゃん。」と言ってくるのです。少しはっきりしないことがあって相談したのだといっても全然だめです。無駄なことをするなと言っているかのようでした。それよりも違う事を上司は確認したいときがあって、私にいろいろと細かいことを言ってくる。はっきりいって、コミュニケーションをとるのがとても億劫になってしまいました。

仕事に行くのが毎日怖い。怖くて怖くて、自信をどんどん失っていくのがわかります。やがて上司との接触を意図的にしなくなる。報連相もしなくなりました。過去の私は決して褒められた行動をとっていたのではありませんが、ただ、報連相をしたくないという気持ちにさせた上司側にも責任はあると思っています。結局は相手に嫌な思いをさせてコミュニケーションを阻害するわけですからね。

仕事上、報連相は必要な行為ですし、アルバイトなどの社会経験のない新入社員であっても必要だとはわかるはずです。部下や後輩が報連相をしなくなるときには、上司個人にも責任はありますし、その責任は大きいと思います。報連相しなさいと、かえって何度も言われてしまうと余計に反発するばかりなんですよね。

報連相をしなければならないというのは頭ではわかっています。ただ、なぜ報連相ができなくなっているのか?そもそも今まで言ったことがなかったのに、なぜ急に報連相報連相なのか?いろいろと深堀りするとその原因となる事象はわかるかもしれません。なぜやるのか?改めて報連相の目的を落とし込んでみましょう。そのときに、職場の人間関係に関しても、改めて着目してください。そもそも上司と部下が話をふだんからまともにしているのか、また、上司側の人は、いつもいつもイライラしてそれが表情に出ていないか?言動に表れていないか?

報連相に関連する問題はとても根深いと思いますが、報連相ができないという表層化した事象から、いくつかの課題が浮き上がってくるのは必定です。報連相をさせる研修よりも、報連相を受けるだけの人になるような教育がより必要だと感じます。

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