ここ最近は、ビジネスの基礎をつくる研修を多く担当しております。中小企業の社員の方々を中心に、コミュニケーション関連や仕事の基本に関することなどをとりあげる研修を多くさせてもらっています。対面でおこなうのは、地元の中小企業の方々向けです。

社会人基礎力でもいわれているビジネススキルをベースに組み立てています。そもそも仕事をするうえで、ベースとなるものがなければ、せっかく業務上必要とされる知識を習得しても活かすことができません。たとえば、豊富な業務知識をもっていたとしても、コミュニケーションスキルのレベルが低いと、相手にその知識を活かしてのコミュニケーションができなくなってしまいます。特に「聴く」ことと「伝わる」ことに関しては、ベースとなるものとして、日々多くの方々にベースとなるものを伝えるようにしております。私が研修で取り上げるのは、ビジネスの基盤となる内容を中心に構成しています。まさに中小企業の方々の社員の力を伸ばしていくために、基礎となるものをできるだけ丁寧に伝えるようにしているのです。
ただ、そこで、私が伝えたいことだけをいつも同じように伝えるつもりはありません。いかに相手の方々の記憶に残るように、気づきを持てるように伝えるかが勝負だと思っています。相手の方々が研修を受けられて一つでも二つでも新たな知識に気づき、その気づきを仕事の場での行動に活かせるかどうかが重要です。
たとえば、ジェスチャーを使って伝えた方が相手に伝わる場合があります。口頭だけではなかなか伝わらないときに、大きく体を使って表現する、あるいは、繰り返し細かく表現するなど、伝えたいことが伝わるようにジェスチャーを使うのです。こうした様々なスキルとなるものをいかに使うかが問われます。

ある研修の場でも、伝わるような伝え方についてポイントをお伝えしました。そこでも小難しいことは話しておりません。キーワードをいくつか出したうえで、それに対してキーワードをポイントを絞って解説する程度にとどめています。細かい法則や学説などの考え方、また、これは相手によりますが、カタカナの言葉はできるだけ避けています。そうでもしなければ、結局のところは相手に伝わらないのです。いろんな知識を話すのも一つの方法ですが、それでは相手に伝わらない。印象が残るキーワードを出して、そのキーワードを大切にして、これからも伝わるような内容で研修を構成していきたいと思います。
ビジネスの場では、まずは基礎をしっかりとつくること。新しい人材を採用しても、その人材が辞めてしまってはもったいないですし、大きなコストを費やすことになります。採用した人材が早期に活躍してもらうように、まずは基礎固めをしていくのが研修の場です。少しずつ、土台を固めて頑丈な建物を建てていくがごとく進めていきます。






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