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見方を変えてみよう!~コロナと共生する社会でレジリエンスを高める~

新型コロナウイルスの問題がまだまだ尾を引いていて、収束までは長引きそうな状況が続いています。そうなると、おうち時間、オンライン主体、テレワーク、などで狭い空間の中での生活が続き、気持ちが解放されずにストレスを抱えてしまうことが多くなりそうです。また、ストレスから不安や恐れを感じてしまうなどして、気持ちが乱れてしまい、うつっぽくなってしまうというのも考えられます。

こうした世の中だからこそ、私は「レジリエンス」の必要性を実感しています。レジリエンスとは、全米心理学会によれば「逆境や困難、強いストレスに直面したときに、適応する精神力と心理的プロセス」という意味だそうです。強い精神力を身につけよう、というふうに肩に力を入れてやるものではない。それを理解しました。

ストレスを抱えて嫌なことに直面した時の自分自身の感情に目を向けてみること。これが大切なんだと改めて理解しました。こうした自分自身の感情に向き合えるかどうか。自分自身がなにかストレスを抱えたときに、「不安だ」「怒りを感じる」というふうに、そのときの感情にまっすぐに向き合ってみることです。その素直な対峙こそが、ストレスを越えていくことになるのではないでしょうか。

対峙して素直な気持ちで「感じる」。感情に向き合ってみるのが、レジリエンスを高める秘訣です。もし嫌な感情が起こってストレスがかかってきたときには、まずは深呼吸してみます。そして落ち着いてきたら「どう感じるか?」と自問する。この問いを自分でしてみることで、感覚をしっかりと味わうのです。そのくらいの心の持ちようが必要です。

私は、レジリエンスというのは、ストレス耐性の強い人が持っているものだという思い込みがありました。しかし、どうもそうとは限らないようです。自分で嫌な気持ちなどをしっかりと捉える。そのうえで嫌な気持ちがなくなってきたら、改めてそこまでのプロセスを振り返って自分の教訓にできるということ。ある意味、自分の血肉にしていくことがレジリエンスを高めることなのだと思います。

嫌な気持ちになったとき、ストレスを感じたときに、いろいろな方向からその気持ちに向き合うようにしてみるというのもいいですね。見方を変えるとでもいうのでしょうか、いろいろな方向から見れると思えば、気持ちに対しての見方は無数にあります。何が正しい、間違っているというのはなくて、様々な見方で見つめて、感じてみればいいのです。見方を変えれば言葉がかわりますし、行動そして態度も変わりますね。そうやって変えていくことで不安な気持ちがなくなって落ち着けばまた一歩成長に近づけますね。

私は、なにかストレスを感じたときに、見方を変えるようにしていきます。言葉を変えてみる、感情を見る視点を変えてみる。こうして変えることで、自分の気持ちも穏やかになっていくのかなって思います。このときに、過去に習得した自分を褒める言葉も役立ちそうですね。

今はまだまだ新型コロナウイルスの影響があり、人の心が穏やかになれないときもあります。マスクをしていない人をみて嫌な気持ちになったり、くしゃみやせきを盛大にした人の近くにいて気持ちが荒んだり・・・一方で、コロナの影響でちょっとしたことでイライラしたり、神経が過敏になったり、などというのもこれからも起こりうると考えられます。様々な嫌な気持ちからもとに戻り、自分らしく乗り越えていくことができればいいですよね。そのための術を理解して実践できるようになるのが、コロナと共存していく社会では要求されていると感じています。

私自身が実践していくことによって、今のこのストレスフルに感じられる時期を乗り越え、自分だけでなく周りの方々のレジリエンスを高められるような術を身につけていきたいと思います。

ストレスを抱えて不安になって気持ちが揺らいだとき、自分なりにそれを解放する方法を実践しよう。そんなことを思って今日は妻と食事に出ました。家の料理の負担を減らして外食して気持ちを和らげる。これも、見方を変えて嫌な感情をなくすための行動で、レジリエンスを高める一つですね。

さあ、みなさんはどんな方法で嫌な感情にかかわりますか?

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